接客業は卒業したよ! あけすけビッチかんどー日記!

接客業歴15年のかんどーが綴る、あけすけな日記。人生はチキンレースです。一歩引いた方が負け。たまに小説を書きます。お問い合わせはsaori0118ai2あっとまーくやふーめーるまで。

こんにちは、わたしのセブ島

スポンサードリンク

 
 
自分でもめちゃくちゃだと思う。

小さいなりに会社経営をしていて、自分の担当現場も持っている状態で1か月半休みを取るなんて。日本的に考えたら「完全にNG」なんじゃないかと思う。

5月の8日から6月後半まで、わたしはセブ島で、英語の勉強をして過ごす。
1日7時間くらい、英語漬けになって勉強する。
 

1週間とか10日、海外へ旅行に行くことは今までにもあった。タイやフィンランド、カンボジアへ行った。アジアを中心に動くなら休みは1週間で充分だ。片道6時間くらいなので、7泊8日だと中6日はみっちり遊べる。

そのくらいの滞在ならば街に飽きることがないし、出発するときの寂しさもない。
仕事についても、1週間いないことは「割と普通」のような気がする。特にサービス業に就いていると、連休に出勤すれば、そのあとの平日や閑散期に連休を取ることは、不可能ではない。

また、ウチは実店舗を運営している会社ではないので、極端な話、月の始め10日間休んで、その後20日間通しで働く……ということも無理ではないのだ。実際、わたしが旅行に行くときはそんなふうにして帳尻を合わせている。


しかし、1か月半の休みを取ってしまったら、まず間違いなく「帳尻」は合わせられない。単純に、未来の自分への投資として見合ったものになるかどうかの判断となる。
わたしの仕事や生活に「英語が話せる」というスキルが加わることで、未来がどう変わっていくのか。


たぶん、そんなに大きく変わらないと思う。今までだって、英語ができなくても海外で一人旅をしてきて、それなりにやれてしまっていたから。いきなり海外の取引先ができることもないだろうし、もしかしたら一生何の役にも立たないかもしれない。


ただ、それでもわたしは今回どうしてもセブ島に来たかった。

f:id:keisolutions:20170508120759j:plain



わたしの会社には、様々な経歴を持った人が来る。

営業の仕事で身を立てたい人。
起業の準備として小さい会社で働きたい人。
お金が必要な人。


中には、学生時代に勉強をあまりしなかったという人もいる。わたしもそのクチだ。
それでも、社会に出てみるといろんな人がいることに気づく。

「ああ、勉強しておけばよかった」

悔やむ気持ちが少なからず出てくる。そんな気持ちを重苦しく抱えながら生きてくるのは本当につらかった。「え、わたしバカなんでわかんないですw」とか言えるようになったのは本当に最近で、それまでは学歴の話が出ると片頬が引きつっていた。
 

わたしは、自分の会社を「学べる場所」にしていきたいという思いがある。人生を楽しくするには

・ある程度自由になるお金
・ある程度の知人
・心の底から湧き上がる探求心

この三つが必要なんじゃないかと思っている。


もちろん、愛とかそういうものも必要だけど、上記の三つがあれば、愛は後からついてくる気がしてる。いろんなことに興味を持って生き生きと動いている人には、自然な出会いがあって、声をかけてくれる人も現れる。


幸せを導き出す「お金」「人間関係」「探求心」を全部、ウチの会社にいることで満たせたらいいなと思っている。


社員に無料で語学留学をさせてみようかしら。


そんなことを、二年前くらいからぼんやり思っていた。実現させられなかったのは、勇気が無かったからだ。やっと今年から実施できることになった。仕事が暇な時期に順番に、まずは超短期留学から体験してもらっている。海外なんて行ったことがない人に、1週間海外を体験してもらい、その後わたしが今回行くセブ留学などの道を作って、
なるべく早くに「全員英語が話せる会社」にしたいと思っている。

人は朱に交われば少しだけ朱くなるものだと思っている。

わたしが「無難に、無難に」生きていたら、みんな無難になっちゃうと思った。モーレツ営業マンのわたしで、そのまま生きていっても良かったんだけど、冗談も言えない、通じない人間になっちゃって、ついに接客が無理になってしまったとき、やり方を変えなきゃと思った。


今回のセブ島行きは、わたしなりに自分の方向性を定めた、結構大きな決断でした。


……今回、わたしはブロガー枠ということで、往復の航空券のみ自己負担で、滞在・勉強させてもらいます。正直、全部自費で、自分一人の決断で行くとなったら反対ももっと大きかったと思う。今回のブロガー枠での留学は、わたしをセブに行きやすくさせてくれたし、いろんな意味で「時間の使い方」を考える良い機会になりました。
 


飛行機が巡航中、ずっと空は青かった。

f:id:keisolutions:20170508132751j:plain

 

国際線だと、空のかなり高いところを飛ぶのか、太陽にずっと照り付けられてしまうので、窓を閉めることになる。まぶしくて、暑くて仕方がないのだ。太陽に向かって飛んで行った鳥はさぞ熱かっただろうなんて考える。


4時間ほど、飛行機の中でのんびりしていると、雲の形が変わってくる。機内アナウンスで「まもなくシートベルト着用サインが出ます。おみやげやお食事は早めに注文してください」と流れる。

雲の形が入道雲なので、降りたら暑いのだろうなと思う。着いたら南国なのだ。

 

f:id:keisolutions:20170508172457j:plain



飛行機から見ているだけでもはっきりとわかるくらい、海がキレイだった。

ダイビングスポットがいくつもあるのもうなずける。透明度が高く、美しすぎる海が続いている。どれだけ眺めていても飽きない。神奈川の人が海を見ると「フォー―――――!!!」と叫ぶのも、今なら理解できる。この海も横浜まで続いているのかと考えると、今なら神奈川の人を愛せると思った。


f:id:keisolutions:20170508173410j:plain



海という大自然に小舟がひとつ浮かんでいる。


自然界に人の手の加わったものは美しくないと思っていたのだけれど、一つまでならかえって美しいかもしれないと思った。



この場所が「わたしのセブ島」と思える素晴らしい場所になるかどうかはまだわからない。わからないなりに、肩の力を抜いてやっていこうと思う。

もしもものすごく好きな場所になってしまったら、足しげく通おう。夕暮れの公園でギター持って歌いながら町に溶け込みたい。セブ島周辺には美しい島や栄えている島がたくさんある。観光客として行ってみたい場所を回るだけでも、1か月以上必要になりそうな場所だ。


★★★


……上記はすべて、飛行機の上で打った文章です。

本当に思うのですが、考えが凝り固まったときや、煮詰まったとき、物理的な距離を「えいやっ!」と移動してしまうのは良い手です。煮詰まった頭がリセットされて、それまで許せなかった、こだわっていたことが頭からほぐれて、「まあ気楽にやろうかな」と思いなおせる。


海外に行ったくらいで何が変わる、とよく言われますが、頭の中がやわらかくなるんです。それを「変わった」と表現する人が多いだけなのだと思います。


わたしもその「リセット感」が大好きで、少し煮詰まってくると、すぐに海外に引き寄せられてしまうのです。そうして完全にリセットして戻ってくると、すごく自分が元気になっていることがわかります。

初海外一人旅に行った後は「世界が自分のものになった」と本気で感じました。一人で飛行機に乗って、好きな国へ行けるんだ! という根拠のない自信がついたのです。英語が出来なくても、行動さえすれば人はどこへでも行けると体感した旅でした。


……今回は、ただの旅ではなく、語学留学です。


土日は海などに行くかもしれませんが、基本、勉強しているつもりです。写真絵日記みたいになっている日があったら(こいつめちゃくちゃ勉強してるんだな……)と思ってやってください。


最終的には、朝食・昼食・夕食の写真を貼って「Today is finished」とか一言書いておわるブログになってしまうかもしれません。いやもうちょっとマシな英語書くか()

 
これからセブ島と仲良くして生きたいと思います。
 
今日は、飛行機の中で書いたものをそのままアップしましたー! ホテルや学校についてはたぶん明日更新します! では、また明日♪