接客業は卒業したよ! あけすけビッチかんどー日記!

接客業歴15年のかんどーが綴る、あけすけな日記。人生はチキンレースです。一歩引いた方が負け。たまに小説を書きます。お問い合わせはsaori0118ai2あっとまーくやふーめーるまで。

日本は女性が安心して暮らせる素晴らしい国です

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こんにちは、セブ島留学中のかんどーです。
たまには普通の記事を投下します。


絶賛ボヤ燃えしているこちらの記事。

主語は「日本は」「女性が」という二つのパワーワードを含んでいます。さらに「断言します」というライター持って自らの記事に火を付けにいくスタイル。

kentaroupeace.hatenablog.com

 

 

…この方、こんな記事書く方でしたっけ…?? 読者登録しているけど、ここまでの記事は無かった気がします。何人かの方が指摘している通り、法テラスのアフィリエイト記事と思われても仕方がない結論の出し方です。


ただ、痴漢冤罪の話題が多すぎてうんざりしていた層にはうまくリーチできたと思います。ツッコミどころの多いブログは、まさに個人メディア。これからもいろいろ断言して、ばっさばっさと「斬られ役」をしていただけると読者としては面白いです。



さて、ブロガー同士の心情としては(わたしは浅野さんとは一切の交友がありません。ブログを書いている者同士、と言う意味です)こういう記事大好きなのですが、その主張を取り上げると、わたしはまったく別の見方です。


日本は女性が安心して暮らせる素晴らしい国です。

これは断言します。



そもそも、情報化社会なので、男女平等の概念についても、じわじわと広まっている状態です。わたしが実際に訪問した国は、タイ・カンボジア・インドネシア・フィリピン・台湾・フィンランドですが、フィンランドでは親しい人はできなかったので、ほぼアジアの人と話している状態です。


ですので、実感としてお話しできるのはアジアの話となりますが、どの国の女性と話しても「まだまだ国が掲げた平等が実生活に浸透していないわ」という答えが返ってきます。

男女平等がいかに大切か、すでに掲げられてはいるのです。ただそれが実社会、実生活に浸透しきっていないだけ。家長制度を受け継ぐ国ではいまだに「おじいさん」や「お父さん」を尊重するし、女性は仕事を持たないこともあります。

しかし、どの国にも働いている女性はいて、彼女たちは現在解消されていない不満を自分ががんばることで解決させて、仕事をしています。きつい状況だと思いますが、素晴らしい仕事をしている女性を何人も見てきました。



(いらすとや、無敵だな…)

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まとめると、「女性」というものの社会的位置づけは、宗教が関わっている国を除くと、ゆっくりと向上しています。今がんばっている女性世代が「決定権」を持つようになったとき、世の中は大きく変わるでしょう。それはきっと20年後くらいでしょう。(もう少し早くなってほしいですが)



社会的地位の問題とは別で、女性が安心して歩けるかどうか、については本当に、日本ほど自由気ままに女性が一人で出歩ける国はないと実感しています。


わたしは一人旅が大好きなのですが、もう、どこへ行っても「一人で歩くなんて危険だよ、特に女性は」と言われます。女性って本当に面倒くさいです。行きたい場所へ行くのに、いちいち誰かの合意を得なければいけないんですよ。


それが嫌で、下調べをして「この場所は一人歩きをしてもある程度大丈夫」という情報を頼りに一人旅をしています。幸運なことに、一人旅や一人歩きをしていて危険な目に遭ったことはありません。しかし、わたしは一人旅の際は、夜20時までには宿に戻るという自分ルールを厳守しています。日本では夜20時なんてまだ仕事してます。帰宅するのは23時になることもある。若いころは終電で帰宅していることもありました。


女性が終電で帰宅できるなんて、そもそも日本の特権です。他の国なら「誰かが(車などで)迎えに来る」場合じゃないと深夜の女性の一人歩きは無理です。


わたしはランニングが好きなのですが、日本にいるときは時間帯など気にせず走りますが、海外では朝のみに限定されます。朝は早すぎても危ないんです。本当にめんどくさい。


「女性の一人歩き」が危険な理由は、暴行を受けた際、体力的に勝てないからという理由と、性的暴行を受けるという理由が並行してあります。日本では暴力事件はかなり少ないし、性的暴行についても「見知った顔」による暴行が多い。街中を歩いていて被害に遭うケースはかなり少ないです。

ニュース記事などを見ていれば「性的暴行を受けたのに、女性側が誘ったという判決が出たので女性が死刑になった」という事例も目にしたことがあるでしょう。本当に、救われない国があるのです。

長くなりましたが、脱貧困ブログの主張は「日本は女性が安心して暮らせない国だ」という主張でした。


違います。


日本は安全な国です。
女性の立場は現在どの国でも微妙です。



あのブログ記事は、こういう主張なのでしょう。


「僕は日本人だけど、日本の女性ってストレスフルだなあ…と感じた話があるよ。僕の友達の女性が、隣人トラブルで散々な目に遭ったんだ。もしも彼女が男だったらもっと強く出られたと思うんだ」


あれは、浅野さんの身近なところで起こった隣人トラブルの話です。たまたま「友人」というのが女性であった。それだけの話です。他の国と比べて、とも言っていないし、ブロガーならタイトルで主語デカ四暗刻くらい決めるでしょう。(ブコメでこれを読んで膝を打ちましたwww

日本は女性が住みにくい国であると断言する理由 - 脱貧困ブログ

主語デカ四暗刻

2017/05/16 20:44

 



主語デカ四暗刻

 

主語デカ四暗刻って言いたくてこの記事を書きました。id:Windymelt様のブコメにインスパイアされました。最近ブクマカ活動もしているのですが、こういうブコメができるように精進したいと思います。


それでは、勉強に戻ります。