こんにちは、ブロガー枠で「セブ島無料語学留学」をさせていただいた、かんどーです。
さて、1か月半で英語力って上がるものでしょうか? 答えは「パッと見には上がらないけど充実度はハンパない!」です。
1か月半語学留学をして、何が変わったか。
1.朝から7時間ぶっ通しで英語を勉強する生活に慣れた
2.自分はまだまだできる! と無条件に信じられるようになった
3.もともと行動力のあるわたしに英語という強い武器ができた
4.海外に住む友達ができた
5.ちょっとやそっとじゃ動じないタフさが身についた
だいたいこんなところです。
ほんとに話せてなくて恥ずかしいんだけど、卒業式のスピーチ動画です。スピーチ原稿書いてあったのに部屋に忘れてきて、結局即興スピーチになるというハプニングあり。。だって浴衣着るだけで精いっぱいだったんだもん。。
とりあえず、相手が何言ってるか、簡単な言葉なら理解していることはわかっていただけるかと思います。いわゆる「旅行者英語」が完成した感じですね。
ここから先は用途に合わせて勉強する必要があります。接客英語なのか、ビジネス英語なのか、日本語教師になるための英語なのか。
まだわたしには明確な道が見えません。なんていうか、セブが楽しすぎたんですよ。
今日は、わたしの先生を紹介しながら、どんな留学生活だったのかを振り返ってみたいと思います。わたしが滞在させていただいたのは、3D ACADEMYという学校です。これからセブ島留学をする方の参考になればと思います。
1.グループクラス BRITISH COMMUNICATION
Teacher:Tim(ティム)
3D ACADEMYでは週に1度グループクラスを変更することができます。いろんなクラスを楽しむ生徒さんもいるのですが、わたしは「気に入ったらクラスを変えない」タイプでした。このクラスは入学した日から卒業まで変えず、最後まで続けています。
先生のTim(フルネームだとティモシー)は、イギリス人らしいシニカルな性格を持ちながらも、マレーシアやフィリピンでの生活が長いため、イギリスの文化とアジアの文化を比較しながら話してくれました。また、イギリス人が使うジョークや慣用句を教えてくれました。
今回悔やまれるのは、時折Timがぶっこんでくるジョークについていけなかったことです。次回Timに会うときには、全部のネタをネタで返してやろうと今から目論んでいますw
Tim、大好き!(夫と同い年w いつか夫に会わせてみたい人です)
2.グループクラス ENGLISH DEMO
Teacher:Jessica(ジェシカ)
数あるクラスの中でも人気のあるクラス。英語でディスカッションするクラスです。ただし、先生によって、また生徒の雰囲気に寄って授業の進み方は変わります。わたしが参加していたのは、底抜けに明るいJessicaのクラスだったので、ディスカッションは会話の中で行われて、正式なディベートの形は取りませんでした。
でも、それが良かった面もあって、少々レベルが違う生徒が集まっても授業がとにかく楽しいんです! どんなときも、恥ずかしがらずに話せる雰囲気を作ってくれるJessica。みんなJessicaの声を聞くと元気になれました。
毎週金曜に単語の小テストがあるのですが、満点を取るとカップケーキがもらえるんですw わたしはそれほしさに満点を連発しましたw バカみたいに単語書いて満点狙ってました。このモチベーションを経営に
真ん中がJessicaです。小柄に見えるけど、目の前にいるとすごい迫力の先生なんですよ。声も大きくて目力もすごくて! でもある日「元々そんなに声が大きいんですか?」って聞いたら「この声が一番、聞き取りやすいでしょ」と普通声で返されました。あっけらかんとした性格も、大きな声も、Jessicaのプロ意識が生んだものだったのです。
カップケーキごちそうさまでした! 最終日のカップケーキを豪華にしてくれてありがとうございましたw
3.マンツーマンレッスン Teacher:Shine(シャイン)
Shineのマンツーマンレッスンは、わたしのレベルより少し上のところで進めていくやり方でした。教材も、わからない単語を予習しておかないと読めない。でもその分、知らない単語を知ることができたし、最終的にピッタリの教材、ピッタリのレベルで進めてくれていたのだと知りました。
あと、写真の通り、ものすごい美人です。評判を聞きつけて、わざわざShineを見にくる生徒もいるらしいです。(Shineはそういうのがうざいっぽいですw)
はっきりとした性格で、はっきりとした発音の先生なので、50分間ものすごく集中していました。少し難しめのテキストというのもあり、予習していてもたまにわからない単語やイディオムが出てくる。そうなると前後の文脈から意味を探ろうとするのですが、これが実はすごくいい勉強になっていました。
4.マンツーマンレッスン Teacher:Rhamz(ラムズ)
この先生だけは、最初に決まっていた先生でなく、後から変えた先生です。たまたま校内で会って話した際、すごく話しやすかったので「名前と教室教えてください、あなたのクラスを取りたいです!」と申し出たのです。
3D ACADEMYには100人以上の先生がいるのですが、フィリピン人の先生はほとんど女性なんです。わたしはどうしても一コマだけは男性の先生の授業を受けたかったんです。考え方や性格が違うだろうし、もっとフィリピンを知りたかったから。
Rhamzの授業は、想像以上に面白かったですw Rhamzはゲイであることを公開していて(フィリピンではゲイとかレズビアンとかは公表するのが普通です)、下ネタのネタ振りをすると、がっつり返してくれます。
Rhamzが教えてくれた単語で一生忘れないのは「Massive(とても大きい)」です。彼氏がすごく元気なときに「How massive!」って使うそうですw
この前フリで写真載せるとただの変態みたいやな…いや、すっごい良い先生なのですよ!! 「使える英語」を教えてくれる先生! 実践英語って感じです!
5.マンツーマンレッスン Teacher:Annalyn(アナリン)
この先生は、ただの先生じゃないです。夕方から始まるヒップホップのクラスも担当している「昼は教師、夜はダンサー」的な魅力を持つ妖艶な先生です。
目の前で話していると、その色香にまどわされそうに…って違うかw
Annalynはわたしにとって超マッチした先生でした。理由は、先生の前職がSIMカードの販売員だったからです。わたしは「携帯の販売を英語でできるようにする」が目的の一つであるため、販売トークを英語で教えてほしかったのですが、彼女のトークを聞いたら一発で理解できました。
難しい言葉を使わなくていいんですね。ただし、販売に必要な単語がある。アフォータブル(あなたにマッチした適正価格である)、バリューアブル(価値の高い)など。ちょっと覚えておくだけで販売がスムーズに進みます。compare(比較する)なども使いこなせると便利です。
わたしのなかで、Annalynはちょっと特別な先生でした。販売員としてものすごい人なのが瞬時にわかったからです。あとは人としてしっかりしたものを持っている。ちょっとヤンキーっぽいのはご愛敬です。
6.マンツーマンレッスン Teacher:Daisy(デイジー)
今回一番お世話になったかもしれないのが、デイジーです。
デイジーは、なんていうかもう、人間の持っている感情をぜんぶまとめてポジティブに生まれ変わらせられるような強い浄化作用を持った人です。人生で一番尊敬する人…と聞かれたら「デイジー」と答えるくらい、素晴らしい人です。
ちょっとこっちが心配になるくらい真面目な先生です。いつも周りのことをよく考えてて、ちゃんと自分の意見を持ってて、でも違う意見を聞き入れる懐の深さがあって…
卒業式も来てくれたよ。
わたしはデイジーが大好きです。
I love you Daisy.
I wish your happiness and I wish you get boyfriend.
わたしが男ならデイジーをほっとかないけどなあ。
あっ……
日本人スタッフの方々と写真撮り忘れました…文章で説明しますね。
先生 TAKAさん
→背が高い(もしや、だからTAKAなのか…!?)、面倒見のよい先生です。日本語で英文法を教えるクラスをやっているので、本当に英語が初めて! という方もTAKAのクラスを受けながらやっていけば着実に伸びると思います。
めちゃくちゃ忙しいだろうに、生徒の名前をよく覚えてます。200人以上覚えてるんじゃないかな。。
日本人学生には日本語で接してくるので、どこか穏やかな空気が学校内に流れています。このゆるさが3D ACADEMYの良さの一つだと思う。もっと英語英語しても良いのだけれど、ある一点気の抜ける部分がある。長期滞在するなら「気楽さ」「楽しさ」もないと続かないですからね。
顔は「つんく」さんを縦に伸ばして少し焦がしたような感じです。(トーストじゃねえんだぞw)
スタッフ NAMUさん
→南無、ってイメージです。なんていうか、おがみたくなるような人でした。年齢も職業も不明。(いや、職業は学校のスタッフだろwww)
この人が怒ったり機嫌が悪いところを見たことがありません。でも怒ったら怖そうwww とても面倒見のよい方で、わたしは参加しませんでしたが、スクールトリップ(学校のみんなで旅行に行く)とかも引率したりしてるみたいでした。
あ! 一枚だけNAMUさんの写真あった!
不意打ちw
とにかく、楽しい学校です!
ネガティブポイントも挙げておきますね。
・グループクラスで授業中に生徒同士が日本語を使っていることがある
(スミマセン、わたしはそのクラスをすぐに変えました)
・学校の中では英語だけ、というルールがあっても良いのでは? と思う
(これは友人談です、せっかくの留学だしもう少し厳しくても良い、と思ったそうです)
・週に一回グループクラスを変えられるため、グループクラスのメンバーがなかなか固定されなくて、あと一歩授業が高いところまで行かない
(毎週新しいメンバーがグループクラスに参加するため、月曜の授業は自己紹介と復習に費やされる時間があって、長く参加している人にはちょっと物足りなくなる)
上記の不満を解消できる学校をわたしは知っています。厳しいことで有名な学校です。ただ、そこに入った生徒さんにはそこの生徒さんなりの悩みがあるようでした。
わたしは学校外でのボランティアなどで別の語学学校の生徒さんとも関わりましたが、それなりに大変なようでした。(日本語使ったら白い目で見られるとか、平日は校舎から外に出ちゃダメとか、めちゃくちゃスパルタ…)
3D ACADEMYの中でも、ある程度きっちりやりたい人はそういう人同士で固まります。台湾人の友達を作って話してれば会話は英語になるし(わたしも台湾人の友達にすごく助けられた、勉強以外でも心強い友達だった)、時には日本人の友達と息抜きに日本語でだべったっていい。
本気でやっていれば、周りには自然とそういう人が集まってきます。
そもそも、本気で英語を勉強したい人が集まっているので、校内で日本語を使うかどうかより、自分がどう生活リズムを組み立てて勉強するかだと思います。
3D ACADEMYは自由な校風な学校ですが、みんな授業中は一生懸命勉強してました。(遊びに走って寝坊しちゃってる子もいたけどw)
自由な校風の中、自分をしっかり持って勉強する。
わたしはホテル寮なので適度にプライバシーも保たれ、非常に快適でした。自習室ももらえて、そこもすごく落ち着く場所で最高でした。(ブログも大体そこで書いてました)
これから留学を考えている人で、まだ英語がうまく口から出てこない方は、イギリスやカナダより留学費用も格段に安く、敷居も低いセブ島留学を心からおすすめします! 心が折れずに続けられると思いますよ。
若干コミュ障気味のわたしでも、最後には友達できて楽しく卒業できたので、「どんな人にも優しい学校」と胸を張っておすすめできます!(もっと厳しいのが良い人は、スパルタとか厳しいとかのキーワードで検索してくださいw)
3Dの明るいティーチャーw
生徒さんも、良い意味で変な人が多いです!
あまりに変わり者なので、ウチの会社にスカウトした生徒さんも一人います。来年大学を卒業した後、ウチへ来てくれるように誘っちゃいましたw マジでウチに合いそうだったので、思わず声をかけちゃいました。気が向いたら来てくれると信じてみるw
最後に。
このブログの読者さんは「ブロガー」が多いと思います。どうやら今後も3Dではブロガーを定期的に招いていくようです。(応募した段階で他の学校に振り分けられる可能性もあります)
まだ募集しているみたいなので、今回のわたしと同じく、ブロガー無料招待のチャンスをゲットしたい方は、覗いてみてください。目安としては月間10万PV以上のブロガーだそうです。
この枠で来たので、今回は夜遊びもせず、ボーイフレンドも作らず、悶々とした夜もありながらもなんとか乗り切りました。3食と寝るところがあっても足りないものってあるんだよ!!!
それが何なのかは、ひみつにしておきます。←隠せてねえよ
とりあえず、土曜に帰国したのですがすでにセブが恋しいです。。セブに帰りたい気持ちでいっぱいです。。セブにいると心が幸せになるんです。あったかい国だからっていうのもあるかもしれないし、単純に友達が出来てから楽しかったっていうのもあると思うけど、底知れぬパワーを持った国だなとしみじみ思います。
英語はきっかけでもいいじゃないですか。
セブ、超楽しいんで、行っちゃってください!
校長先生も冗談のわかる方なので楽しかったですw
今の気分は、長い長い夏休みが終わってしまったもの悲しさと、張り詰めていた糸がぷつんと切れた無重力感の両方が混ざり合っています。
こんな素晴らしい1か月半を過ごせたことに、心から感謝しています。
とりあえず、9月にまたセブに戻りますw 定期的にセブの空気を吸わないと生きていけない体になってしまったのでw 11月はタイとラオス。来年はTOEIC800達成させてイギリス留学に行ってきます!←こういう根拠のない自信が大事なんだよ
ひゃっほう!
それじゃあ、また明日!
文:貫洞沙織