ぱねえ。マジ自信ねえ。
何がって、いろいろだよ。全部自信ないんだよ。今本当に自信喪失期で、正直人前に立つのが怖い。今の自分が自分だと思わないでほしい。本当はもっとできるんですわたし……
そんなふうにも思ってしまう。
「本当はもっとできる」
実際には、そんなことはあり得ない。できる人は不調であっても不調なりに「普通の人よりは良い成果」を出すもの。不調なりの戦い方、戦略というものがある。
歌だって、仕事にしていた時は風邪をひいても歌っていた。話す声はかすれていても、歌う声はお腹からまっすぐ喉を通過させるようにすると、喉を使わずに歌いきることができる。
高音も、裏声にひっくり返すキーが1つ2つ下がるだけで、初めて聴く人には風邪を悟らせないくらいには歌えるのだ。
メロディの流れで声が裏返ってしまうタイミングも自分で、裏返るより一瞬早くわかる。だからそこで大きく息継ぎを取ったり、自然なフェイクに変えて流れを作る。ごまかしているのだけれど、自然な歌の世界を作っているように見える、そんな感じで凌ぐのだ。
上記の体験は、わたしにとってものすごく大きな体験だった。
「人間、突き詰めたらどんな状態でも凡人より一歩抜きん出る」
ということを体で知ることができたからだ。お金をもらう以上、わたしはプロだ。あの瞬間のわたしは、確かにクラブシンガーだった。
しかし、今はマジで声が出ない。ちょっと歌いこめば高音を出しても声枯れしないくらいにはなるけど、もうあの頃のような声は出ない。ある一点突き抜けようとすると恐怖が来るのだ。ちょっとたとえが極端だけど、中でイクのが怖い感じに近い。外でイクときも、初めて他人の手でイクときはとても怖いものが近づいてくるような感じだった。いやいやと首を振り、快感を逃がした。そのときは仕事だったから嫌なんて言えなくて、強制的に外で絶頂を迎えたのだけれど。
その後もそのお客さんは、嬢に連続絶頂を味わわせることが楽しいらしく、わたしのからだをおもちゃみたいに使った。おもちゃも使われた。わたしは好きであの仕事をしていたけれど、イク瞬間がたまに怖い。ひとりにしないでと叫びそうになる。
話を戻そう。
歌を歌っていて、ある一点を踏み越えることがとてもとても怖い。誰かが使い古したパフォーマンスでないとできない。そもそもできれば人前で歌いたくない。好きなことを人前でするのが、わたしは大嫌いだ。みんなの見てる前でイケと言われているのと同じように感じる。この感覚はわたしだけだろうか?
中の開発もちっともうまくいかないし、今自分に自信がない。
ブログも不調すぎて笑うレベルだし(うんこの話以外すべて不調w)、せっかく学んだ英語もどんどん水みたいに漏れていくし、実際問題生活は便秘がひどくてQOLかなり下がってるし、自信がない。
それでも明日は来る。
生理前のドテっとしたみっともない腹を抱えて、今日も駄文を書き散らす。はてなの片隅で一人わめく。ゼブラ先生にも見放され、危険ブロガーだと敬遠され、わたしの扱いはさんざんだ。毎日更新し続けて導き出した結果がこれかよ!? と我ながらみじめになる。自信がねえ。
しばらく、自信がねえとわめくかもしれない。
でもそれでいいのだ、ここは誰のものでもない、わたしだけの小さな部屋だ。
耳を澄ましてこの部屋の音を聴こうとしないかぎり、わたしのわめく声は外には漏れない。だから大丈夫。
いつも、あなたの心に刺さるものを書けるわけじゃない。だけどいつか、わたしは超える。文章の世界で人前でイク瞬間を見せてやる。読者が「ほぉら、イけ!」と高速で手を動かしているような感覚になるような、そんなお話を、書きたい。(どんな話だよw)
最後まで読んでくれたあなた、あなたに幸あれ。
近くて遠い空の下から、無限に広がる愛をあなたに送るよ。
今のわたしの頭のなかはこんな世界。おもちゃ箱ひっくり返した未来。
それじゃあ、明日ね。