接客業は卒業したよ! あけすけビッチかんどー日記!

接客業歴15年のかんどーが綴る、あけすけな日記。人生はチキンレースです。一歩引いた方が負け。たまに小説を書きます。お問い合わせはsaori0118ai2あっとまーくやふーめーるまで。

人の上に立つ人に、絶対に知っておいてほしいこと

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こんにちは、かんどーです。

 

わたしはアホなんですが、会社を経営して丸8年が経ちます。実情は普通に現場に出ている人なのですが、世間的には「人の上に立つ仕事」をしているということになります。

 

しかしながら、わたしは誰かに指示や指図をするのがきらいです。自分が人から指図されるのが好きではなかったので、人にもしたくないんですね。

 

 

さて、本題です。

 

 

人の上に立つ人に、絶対に知っておいてほしいこと

 

「あなたの当たり前が、他の人にとっても当たり前ではない」ということ。風邪をひいても出勤するとか、家族が病気でも自分は出勤するとかは、人それぞれがその人の価値観で決めなければいけないことです。「社風」なんて言葉で決めつけちゃ絶対だめです。

 

風邪をひいて休む人というのは、思慮深い人であることが多いです。人にうつしてしまうことを恐れて、一日休んで治してしまおうとする。また、過去に風邪をこじらせて一週間以上休んだことがある人も「一日休んで治してしまおう」と考える傾向にあります。さぼりたいから休むわけではなく、仕事の効率と周囲への影響を自分なりに考えて「休む」と決めているのです。そこを理解してください。

 

親や子どもが病気で休む、というのも、一人にしておけない年齢の子どもであるとか、親が体が弱いとかの個別の事情があります。もちろん「会社としてはあなたに休まれるのは痛い。どうにかならないかな?」という相談くらいはしてもいいけれど、「僕がケアしないと家族が回らないんです」と言われたら、休ませてあげた方がいい。

 

 

 

休むこと以外にも、「仕事は見て盗むもの」とか、「教えなくてもできるだろ」も、人によっては苦痛を感じることがあります。わたしも「見て盗んでね」というタイプの人間ではありますが、論理的にロジックを知りたいという人には、そういう教え方に切り替えます。

 

一度聞いたら覚えるだろ、ではなく、メモを取ったりレコーダーで録音してもらったり、その人にとっての最適なやり方で仕事を覚えてもらいます。

 

仕事の手順や優先順位は会社単位で決まっているものですが、「やり方」という点では一人一人違うんですね。仕事の覚え方も。それを知っておいてほしい。

 

 

 

そして、話は大きくそれますが、人の上に立つようになったら、自分の中に柱を立てた方がいい。経営者は信心深い人率が高いですが、それも結局は「会社を支える」ために自分を支えたいという願いの現れです。わたしも信心深いです。最近特に。

 

そして、リラックスできる場所を持っているといいです。いきつけのお店でもいいし、好きな食べ物やお酒なんかがあると、それを堪能している時間が幸せになります。気の合う友達(利害関係がないこと前提!)も必要ですね。

 

 

なんだかんだ、ストレスのたまりやすい立ち位置になりますので、人に迷惑をかけずにストレス解消をして、それから「自分と人は違う」ということを充分に理解して、人の上に立ってほしいです。

 

 

追記すると、経営者なら会社の経営が苦しい時でも笑うこと。

 

経営者がギスギス、イライラしている状態は絶対にだめです。良くなるものも良くなりません。わたしの会社も、起業2年目と4年目に、ピンチを迎えました。2年目のピンチのときは、正直精神が耐えきれなくて、何日かひきこもってしまいました。でも、暗い顔をして外に出ることはしませんでした。笑えるまで外に出ないぞと。

 

4年目のピンチのときは、わたし自身はわらえるのだけれど、胃袋が逆流してしまって、ただの「体の弱い人」なっていましたw そのときは、飲めないし食べられないけれど、それが功を奏したのか、食事会などは一切行かなかった(行けなかった)ので、やっぱり暗い顔は見せずに済みました。「胃が悪くてね……今度検査なのよ、トホホ」という顔は見せました。

 

経営が苦しい時期は必ず訪れます。わたしにも絶対あと何度か訪れる。でも今から決めています。絶対、笑って乗り切ろうと。ダメなときってもう、全部だめなんですよ。そういうときはみんなで笑うしかない。ただし、わたしに守れる限りの人は守り切って、わたしが全部引き受ければいいだけなんです。なーんにもなくなるだけ。それ、わたしはあんまり怖くない。だから万一の時のことを考えても、結構冷静。

 

 

 

人の上に立つ仕事に就くと、大変なこともありますが、自由も得られます。

 

 

「やりたいことを実際に形にしていく自由」
「自分の意見を言う自由」←それまでは自分の意見を言うのが悪いことだと思ってた
「自分という人間の生き方を決める自由」

 

 

わたしは、自分の「好きなこと」ではなく「得意なこと」で起業しました。でも、そこでがんばって少しの時間が流れたあとで、自由の存在に気づきました。

 

きっとこれ、会社経営者だけじゃないと思います。マネージャー、チーフ職など、人に仕事を教えたり、人の上に立つ人はみんなそうなんだと思います。

 

最初は大変で、苦しくて、でもそこを乗り越えた後、自分の手の中にある裁量、決裁権がそのまま「自由」に直結していることに気づけるはず。

 

 

仕事をするなら、出世した方が絶対に楽しい。

 

 

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これはわたしの結論です。(出世の概念がない専門職は例外)やるなら出世しまくって、起業しちゃうくらいの方が絶対楽しい。

 

いい上司、いい経営者、いい管理職がふえれば、幸せな職場がそれだけ増えることになります。わたしはそういう世の中で生きていきたい。これまで働いてきた場所で、とんでもない目にたくさんあってきました。あんな思いは誰にもしてほしくないんです。

 

信頼して鍵をかけていた会社のロッカーの中からお金を盗まれたりだとか。
社内の行事に自分だけ誘われなかったり、派閥があって居づらかったり。
休日も社内行事が多すぎて、しかも任意参加じゃなく強制だったり。
時給で働いているのに、生活態度にまで口を出されたり。
学歴や性別で仕事の内容を区分されたり。

 

 

もう、あんな思いはしたくない。

 

 

ブラック企業の経営者が何を考えているのかさっぱりわかりません。人を傷つけて何が面白いのだろう。理解不能です。

 

どうせやるなら、人を幸せにする会社をやったほうが楽しい。わたしは周りの人を幸せにしたいという気持ちが、たぶん人より強いと思う。そのために自分も元気でいなきゃ、という考え方。

 

いろいろあるけど、やっぱり会社経営は面白いです。やってよかった。今の自分の人生が好き。

 

 

それじゃあ、また明日!