最近あらためて「相貌失認症」について思ったので書いておきます。
「相貌失認症」とは、簡単に言うと人の顔が覚えられないことです。わたしは接客業の仕事で、携帯ショップの入り口で発券してご用件を聞く、という仕事をしていたとき、この症状に気づきました。
何人か連続で来店があったとき、5分くらいしてから「ねえ、あと何分くらい待ちそう?」と声をかけられたとき、その人が何の用件で来店しているかわからず、「何番をお持ちですか?」と聞かないとわからないんです。あとは「外出」して戻ってきたお客さんがわからない。さっきお店に来た人が一度出ていくと、再来店したときに顔では「さっきの人だ」とわからない。
「青セーター、チノパン、茶バッグ外出中705番」
とか手元のメモに書いておいて、来客があるたびにメモを見て「あ、この人は違う」とかやっていたわけです。そんなことしなくても覚えてるスタッフさんを見て、あれ、わたし記憶力悪い? と気づいたわけです。
仕事では上記のように「メモを取る」などの行動でどうにかなります。あとは入り口の発券機のところに立つ係でさえなければ、一組のお客様をじっくり接客する仕事などは問題なくできます。常連のお客様なども、周りのスタッフさんに「あ、かんどーさんが接客していたお客さん戻ってきたよ」などと声をかけてもらえれば、記憶と紐づいてくれます。
問題はプライベート。
わたし、絶対街で「知り合いスルー」やらかしてると思うんですよね。。なんかね、街でわたしのことじーっと見てる人がたまにいるんですよ。地下鉄の乗り換えのところなんかで。
わたしは「近所のコンビニの人か何かかな?」と思ってスルーするわけですが、どうやら違うw こんな時こそフェイスブックってな感じで、後からメッセージが来たりします。「きょう、日比谷で乗り換えしてませんでした?」的なw いや、声かけてくれよっていうwww
最近、人の顔が思い出せないです()
なんだろう、小説を読んだり映画を観たりしても、人の顔を思い浮かべたり見たりします。そういう人の顔もカウントされてしまって、どんどん記憶が上書きされていくんです。一度会っただけの人などは、もう上書きされちゃって、顔が思い出せない。
ちなみに、一定期間、毎日会っていたりすると定着します。一緒のお店で働いていたスタッフさんの顔とかはちゃんとわかります。7~8人くらいのお店で働くことが多いのですが、全員覚えてます! 覚えられないのは「不定期で会う人」ですね。。
そんなわけで、アイコンが顔写真の人は、神様です()
さおりたんは、人の顔がいまいち覚えられません。でも、話すと思い出すし、その人のことが嫌いだから覚えられないとか一切ありません。大好きでも、顔、忘れるんですよ……(実証済み)
定着させるには毎日会うか、アイコンを顔写真にしてもらうしかないですね。
相貌失認症ですが何とか生きてます…というお話でした。
ばいばい! また明日ね!
追記
すでに記事書いてた←書いたことを忘れてた()