接客業は卒業したよ! あけすけビッチかんどー日記!

接客業歴15年のかんどーが綴る、あけすけな日記。人生はチキンレースです。一歩引いた方が負け。たまに小説を書きます。お問い合わせはsaori0118ai2あっとまーくやふーめーるまで。

ブログを書いている人は「ほんとうの目標」を設定するべきである

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こんにちは、ブログを書いていたら「ほんとうの目標」がきちんと叶った、かんどーです。

 

 

わたしは、ブログのPVをアップさせることは大切ではないと思います。それより、書いたことを実現していくことが大事です。人生において大切なのは後者だからです。

 

ただし、偶然バズが起こったりして多めのPVを定期的に得ることができているのなら、それも維持しても良いと思います。理由は、自分のブログが広告媒体として機能するとそれなりに便利だからです。

 

 

★★★

 

 

2014年、わたしがブログを書き始めたのは、日本の接客業の理不尽さに疑問を持ったからです。でもそれを書いてしまうわけにもいかなかったから、「こうやってクレームを回避した」「こうやって自分を癒した」「こうやって自分を励まして頑張った」とか書いてきたわけです。

 

そのあたりから、ぼんやり思っていました。ありきたりの言葉になりますが「ここではないどこかへ行きたい」と。

 

わたしがブログを書き続けていたのは、それがブレないようにするためでした。わたしは人と話していると、相手に合わせてしまう。相手の言っていることこそが正しいと思ってしまうフシがあります。相手のことを尊敬していればいるほどそれは強くなります。それを推進力にして進むこともあるけれど、自分がブレるのは間違いないです。(最終的にはいろいろ織り交ぜて自分を作っていくわけですけど)

 

 

わたしの考える「ここではないどこか」は、当初は見つかりませんでした。海外旅行へ行くのは瞬間的には楽しいけれど、帰国して3か月もすればまた疲れてしまう。日本で楽しめることを始めても、長くて半年で飽きてしまう。ランニングなどの健康維持目的のことは続きますが、ランニングが楽しいから生きていけますかと聞かれたら、そうではない。

 

わたしは、2年くらいの間、ブログを毎日更新しながら「何をどうしたら、ここではないどこかへ行けるのだろう」と自分に問い続けていました。

 

そうして、毎日更新しているうちに、さまざまな分野のことをこのブログに書いてきました。海外旅行が楽しかったこと、青年海外協力隊に参加したこと、昔クラブシンガーだったこと、子どもの頃から男尊女卑が嫌だったこと、いじめられていたこと、恋愛のこと。

 

書くほどに自分のヒストリー的なものがクリアになって、自分がほしい世界が見えてきました。それは日々コンプレックスとの戦いでもありました。

 

ブログを書いていて克服できたのは「学歴コンプレックス」と「英語コンプレックス」です。どちらも、気にしなければコンプレックスになどならないのですが、わたしはものすごくこの二つを気にしていました。自分に学歴がないこと。英語がまったく話せないこと。

 

しかし、すでに自分の会社を起業していたわたしにとって、これらのコンプレックスを克服する方法はとても難しかった。

 

通信制の大学に通う事や、英会話教室に通うことを考えましたが、どちらも「仕事を優先してください!」という社内の無言の圧力と「どうせ英語なんて使わないじゃないですか!」という意見によって却下されてきました。そう、日本国内においてわたしの武器は「営業力」と「販売力」ですから。それを今フルに使って会社を安定させてくれ、と言われ続けていたわけです。

 

わたしはこの頃から、海外で仕事がしたいとずっと考えていました。海外で仕事をして、海外で生活する。これだけが夢であり目標でした。誰かにこれを話しても「英語も話せないのに?笑」とバカにされるので誰にも言いませんでした。

 

でも、海外旅行へ行った際少しでも外国人の人とコミュニケーションが取れるようにあえて交流型ゲストハウスに泊まるなど、少しずつ工夫していきました。全然話せなくて困ることばかりでしたが、その状態も「今がきついだけ」と自分に言い聞かせて堪えました。 

 

 

社内でも、静かな戦いが始まりました。

 

わたしは会社を安定させるため、自分も現場に入ってスタッフ全員の気持ちがわかる状態で仕事を続けました。毎月毎月、自分の実績とスタッフの実績とを照らし、自分自身の販売力を高めました。スタッフの実力もどんどん向上して、クライアント様との関係も良くなっていきました。新しい仕事を任せてくださるクライアント様もあらわれ、みんな自信を持って仕事ができる状態が続きました。

 

 

そんな折、わたしに「無料留学」の話が舞い込んできました。絶対に無理だと思っていた「ブロガーを無料で留学にご招待」という枠に選んでいただけたのです。

 

わたしは1か月半のフィリピン、セブ島滞在の権利を手に入れ、1か月半の間会社の仕事を休む許可を得るため奔走しました。もしここで行かなかったら、たぶん絶対にわたしは海外で生活できない。絶対に行く! という強い覚悟で社内、社外に許可を得ました。

 

いろいろ工夫した結果、留学に行けることになり、無事1か月半の留学が終わりました。終わってみると、それまでより英語が身近になっていました。そして、短い滞在ではありましたが、わたしにも海外起業のチャンスがある! と思いました。

 

具体的には「セブ島で屋台をやる」というとてもシンプルなビジネスです。しかし普通に考えたら、諸々の交渉、契約業務などでかなりの英語が必要になります。ここで気持ちが折れてしまう方もいるのではないでしょうか。

 

わたしの場合は、「契約や交渉こそ英語を伸ばすチャンスだ」と考えました。そもそも日本では営業の仕事をしていたわけですから、契約、交渉などは毎日の業務です。それを英語にするだけ。使いそうな用語をあらかじめ調べておけば絶対に行けると思いました。 

 

結果はその通りで、足りない部分はあるものの、わたしの英語力でも海外で屋台をするところまで、なんとか行けたのです。

 

 

3月から、待ちに待った、わたしの人生の目標であった「海外で生活する」が始まります。

 

これまでたくさんの人に「お前には無理www」「夢見ることはいいことよw でも現実見なさいよw」「いるのよねぇ、憧れだけで海外でシゴトーとか言っちゃう子w」とバカにされてきました。練習のために職場で英語を使っていると「下手な英語使ってるのバカみたいですよ」と言われたこともありました。「あはは、そうだよねw」と笑っていましたが、心の中で全部を燃料にしてきました。だからこれらの言葉をくれた人達にも、実は全然怒ってなくて、感謝しかないのです。わたしに火をつけてくれてありがとうと。

 

 

海外起業にあたっては誰の力も借りたくなかったし、日本の会社から出資ももらいたくなかった。個人として、やりたかった。

 

売れなかったら生活が厳しくなるし、撤退しなきゃならない。部屋代も安く抑えて、売れなかった場合に対策を練って立て直す時間を持てるようにしなきゃならない。

 

それらの条件を満たして、3月からわたしの海外生活がスタートする。

 

 

ブログに話を戻すと、わたしは「ブログで夢をつかんだ」と思っている。「ブロガー枠で無料語学留学」に行けたことが、人生のターニングポイントになったから。(自費で行くと言ったときは、絶対ダメだと言われたが、招待されたと言ったら「まあ、それなら…」と納得してくれた経緯がある)

 

このブログが、わたしの人生の「ほんとうの目標」をかなえてくれた。ダンクシュートを一発ぶちかましてくれたのである。

 

 

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ここからはもう、ブログの力には頼れない。

 

ブログはもちろん更新するが、今までのような勢いはないと思う。なぜなら、わたしのほんとうの目標である「海外生活」をかなえることができてしまったからである。

 

ここからはリアルな生活が大変になるフェーズとなり、仕事や現地生活だけで手いっぱいになると思う。その過程を書き記すことは出来ると思うけれど、今までのようにどす黒いものが渦巻く「リアルなアラフォー」のわたしを投影できるかというと、ちょっと難しい。もう過去も振り返らない気がするし、誰のことも恨んでいないし。恨まなくなったし。

 

 

今ブログを書いている人に伝えたいのは、「ブログを続けることが目標」「5万PVが目標」とか、小さくまとまらないでほしいということ。

 

もちろん「小目標」としてそれらも必要だしわたしもそういうのは持っている。しかしその先に大きな目標を設定してほしい。大きな大きな目標でいいと思う。政治家になりたいでも。世の中のここを変えたいでも。そして何より大きな目標とは「幸せになりたい」ではないかと思う。

 

あなたが幸せになれるブログをかいてほしい。

 

心からそう願ってテキストを打てば、それは必ず響く。毎日共鳴させることでそれは必ず現実になる。脳の力は偉大で、毎日繰り返し書いたり話したりしていることは定着するのである。わたしは恨み節を書きつつも、いつも心の中で「ちくしょー絶対海外で暮らしてやる」と思っていた。(会社を経営しているのでわたしはこれをテキストとして打つことができなかった)

 

 

願いというのは、毎日願っていると、本当に叶うのである。

 

 

願ったことが必ず叶うのなら、願ったほうが得だと思いませんか。だから願いましょう。ブログを書きながら「ほんとうの目標」を!

 

 

それじゃあ、また明日!