はしごたんからエア言及をもらった。はしごたんと私はブログでお互いのことを見ながらもう3年近くが経つ。お互いがお互いを特別に思いあっていた時期があり、時に憎みあい、時に棒姉妹になり、今に至る。
はしごたんは、私が人生を勝ち負けに例えるのが嫌いらしく、こんな記事を書いている。
いい機会だから答えられることには答えていこうと思う。
お前は一体何と戦ってるんだ
昨日の自分。
勝ってると言うのは何に対して勝ってると言いたいのか
与えられた環境下で、誰よりも成果をあげられたとき「勝っている」と言う。あとはその仕事がどれだけきつくても逃げずにやりきった自分を「勝った」と表現することもある。
貴方の目線から見て負けてる人はどういう人のことですか
勝ち負けにこだわっているのに、昨日の自分に勝てなかった人。自分でやると決めた仕事から逃げてしまった人。でもやり方を変えて何度でも挑戦しなおせば必ず勝てると思う。
いつまで待っても成功へ辿り着くための具体的なノウハウを教えてくれることはありません。
成功の形は一つじゃないけど、これまでやってきた仕事の中で一番「他者からの評価が高かった仕事」を極めることが最短ルート。私は社交的ではないし、知らない人と話すこともできれば避けたい。だけどそんな私がする接客がある層の顧客にとって「心地よい距離感があっていい」と言われた。だから仕事にして今に至る。
好きなことを仕事にしたい、というのは私は考えてない。稼げることを仕事にするのが私なりのノウハウ。
こちらが欲しい情報は、男や周囲からどの程度の助力を得て成功したのかということです
私が会社を興すためには、元夫の協力がなければ無理だったと思う。そして元夫と結婚したいと言ったあの時の気持ちの中には「成功したいからこの人と結婚したい」というのももちろんあった。
ただし、どの職種で起業するのかを決めることと、メンバーを集めることは自分でした。「起業はそんなに大変なことではないからやってみなさい」と背中を押してくれたのは元夫、これは確か。
ちなみにセブ島の屋台は誰も賛同してくれず、ヘルプ要員を一人連れて行きましたがすぐ「帰国宣言」されてしまい、実際すぐ帰ってしまったので、実質一人でやってる。これはほんとうに一人でやってるよ。はしごたんの言うように、私は周囲の力を借りてやってきたことばかりだから、これは一人でやり切りたかったんだ。
たとえば昔映画で裸を曝していたような人が、急に風向き変えて女性の権利を主張し始めるとしたらどう思いますか。何かヘンだと思いませんか
ちょっと変だとは思うけど、何か理由があるのかなと思う。たとえば裸になることでいい役がもらえて女優としてステップアップしようと思っていたとか。あるいは下着までの約束だったのに急遽演出が変わったとか。そして女性の権利はいつどんな立場の女性であっても主張していいものだと思う。
貴方の容姿が男達に嫌悪されるものであったなら、けしてそのように上手くいくことはなかったでしょう
これは誓ってもいいけど、私の容姿は10人並みというものです。接客・営業なので見苦しくはないようにはしているけど、けして目がぱっちりしていて美しいとかではないです。でもまつげエクステをつけたり、輪郭が一番きれいに見える体重に保っておいたり、いろんな髪型を試したり努力はしています。体型についてはめちゃくちゃ努力してるのでこれは認めてほしい! 食生活も運動もめちゃくちゃ気にしてる。
男たちに嫌悪される容姿がどれくらいのものかわかりませんが、はしごたんだって男に嫌悪される容姿ではないでしょう。なら同じじゃないですか。知ってるよ、はしごたんきれいだよ。
★★★
さて、ここで私の意見ですが、人生は本気で勝ちに行かない人は勝てない仕様になっています。サッカーで勝ちたいならサッカーのルールを周知しなければいけないよね。それと同じで、人生を勝つためのルールを理解しないと勝てない。これが私の持論です。
日本という国家がどのように成り立っていて、権力がどこにあって、政治と企業がどのように絡み合って存在しているのか、本気で興味を持って生きること。そのうえで自分の仕事を何にして、どこから利益を生むのか本気で考える。
たとえばはしごたんなら、車が好きだよね。地元の車用品店で不足していると感じるものは何かない? 車のパーツでもアクセサリでもいい。量販店に出せない強みを出せるものはないかな。それを売るとか、付加価値としてメンテナンスをするとか、商売の形はいくらでもある。
動物が好きだよね。ペットホテルの需要はない? トリマーさんを雇って、ペットを預かっている間にきれいにしてお返しします……とか。いろんなやり方があると思う。
起業しろと言いたいわけじゃなくて、具体的なノウハウを公開しない、と言われたから私なりにはしごたんに向けてノウハウを書いてみたよ。ここでお願いしたいのが「元手(資金)が無いから俺には無理」と言わないでほしい。それを言ったら誰も何もできないことになるよ。
本気でやりたい仕事があったら、それを周りの人全員に話して、誰か一人でも出資してくれる人がいないか確認してからでも遅くない。クラウドファンディングしたっていい。本気で始めたいと思えば形になると信じてほしい。
そして、雇われて生きる生き方を私はまったく否定してないです。私はそれができないから起業するしかなかったんです。私ね、勝ち負けを気にする性格が病的なんだ。。だから「今日はのんびり仕事しよう」ができないの。。100円でも多く売りたいし、そうしないといてもたってもいられなくて衝動に突き動かされてしまうんだ。。
たった一人でも自分の接客が良くなくて帰ってしまったらすごく反省するし、その失敗を二度と繰り返さないように体で覚える。悔しい気持ちがその日一日続いてしまう。だから雇われで仕事していると周りに迷惑なんだよ。いつまでも残って仕事してるかと思えば、今日は無理だと思って直帰してしまったりするし。本当に雇われだと「協調性が無い!」と怒られることばかりで褒められることなんてなかったんだ。
だから私はこれからも今の会社を守りながら新規事業を立ち上げ続ける。
はしごたんははしごたんの道を歩んでいけば私の言う勝ち負けなんてどうでもいいと思う。
答えになっているかな。
いつもありがとう、はしごたん。
それじゃあ、また明日!