接客業は卒業したよ! あけすけビッチかんどー日記!

接客業歴15年のかんどーが綴る、あけすけな日記。人生はチキンレースです。一歩引いた方が負け。たまに小説を書きます。お問い合わせはsaori0118ai2あっとまーくやふーめーるまで。

【ご意見お願いします!】ライブハウスの「対バン」形式に一言、言いたい!

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こんにちは、かんどーです。

今日はちょっとわたしの考えていることを書かせてもらおうと思います。テーマは「音楽活動」、特にライブハウスの「対バン」というシステムに対してです。


わたしのことを知らない方のために、わたしのプロフィールを書いておきますね。

 

わたしは現在40歳で、約15年ぶりに音楽活動を再開した人です。過去の音楽歴は、21歳~23歳までバンド活動。その後23歳からかなり厳しくボイストレーニングを受け、歌のプロになりました。24歳~26歳まで、クラブシンガーとしてあちこちのクラブで歌って生計を立てていました。

しかし、どこのクラブとは言いませんが、ギャラの未払いや遅れが非常に多く、音楽のことより帳簿をつけてチェック、ギャラの回収に必死にならざるを得ませんでした。そんな自分に気づき、クラブシンガーをやめたのです。だらしがない人と仕事は出来ない、と思ったのです。その後さまざまなスタイルでの活動を試しましたが(地元の箱バンをやったり、都内中心の箱バンに加入したり、事務所に入ったりしました)、人数の多いバンドだとギャラがほんとうに少ししか回ってこない。事務所に至っては搾取の最たるもので、媚びないと何もしてもらえない。その事務所が最終的にわたしの背中を押して、わたしは音楽を捨てました。


本当に、CDもプレイヤーもテレビも音の出る機械全部を捨てました。それでも耳に音楽が入ってきたら耳に熱湯かけてたと思うのですが、当時住んでいた部屋が非常に静かだったので、ただひたすら読書だけをして過ごし、仕事は飛び込み営業で事務所にいる必要のない仕事にしました。お金を稼いで、休日は静かに本を読む。それだけの生活が始まりました。(ここで営業の仕事の花が開いてかなり稼げたのは本当に良かったです。あと耳に熱湯も実施していなくてよかった)

音楽を一切聴かないようにしていたため、コンビニにも寄れない。寄れるのは決まって無音の喫茶店か古本屋。友達もつくらず、恋人なんてもちろんいませんでした。

 

そんな生活を10年近く続けて、やっと少しずつ音楽が聴けるようになりました。最初は昔聴いていた曲からのスタートでした。

今でも、音圧の高い曲はまだ受け付けません。そういう曲が流れてくるライブハウスには行きません。でも、ほとんどの音楽を聴けるようになりました。そうなるとコード進行だの、メロディだの、自分でも作りたくなり、今の活動に結びついています。


さて、話を本題に戻しましょう。

なぜ「対バン」という形式がライブの一般的な形式なのでしょうか?

 

この答えを持っている方はぜひ教えてください。本当にわからないのです。

わたしはライブに誘われたら、特に予定がなければ基本聴きに行きます。しかし、お目当ての方以外にもいろんな人が出てくるじゃないですか。あれが本当に苦手なのです。「アコースティックDay」などは大丈夫なのですが、メロディが凡庸でただうるさいだけのバンドとか、ただのカバーとかを爆音でやられると泣きそうになります。(爆音でなければカバーも好きです)

わたしはこれが原因で、対バンライブには基本行きません。というか行けません。。

途中で帰るのも失礼になるし。


ただね、ライブハウスによっては「この日はこういうテーマで」みたいにちゃんとジャンルを絞ってくれているところがあるんですよ。アーティスト同士もお互いを知っていて、その日一日がある一色に染められているような、すてきな対バンライブは大好きです。


嫌いなのは、ただのごちゃまぜ対バン。


最低だなと思ったのは、客を呼べないアーティストを数組、客を呼べるアーティストにくっつけて出していたライブハウス。わたしはもうそこは二度と行きませんし、自分が出るなんてまっぴらごめんです。一晩で10万ギャラもらっても絶対に出ません。

 

その適当すぎるブッキングには涙が出ました。

わたし、本当はその日見に行った人だけ見て帰りたかったんですよ。でも、なんというかライブハウスに対する敬意として、最初から最後まで見て「この日はこの人も良かったなあ」とかそういうのを持って帰るために一生懸命聴いてたわけです。

しかし、ブッキングに統一感がないからつまらない。わたしがこういうの聴くと思ってるの? というくらい外した感じで、ちっとも面白くなかった。


思ったんですが。


対バン形式でライブを開催したいのは、ライブハウス側の事情ですよね。なら、お客側も「一組しか見ないから千円で入場したい」という権利があってもいいと思います。

 

もちろんこれは、きちんとテーマを持ってブッキングしている「〇〇ナイト」とか「〇〇特集!」をやっているライブハウスさんはあてはまらないです。

たとえば「エルビス・プレスリーナイト!」とかにしておけば、プレスリーが好きな人が集まってくるので、一晩いくらのチャージで構わないわけです。そのルールをごちゃまぜの適当な対バンに適用しないでほしいんですよね


わたしは「ごちゃまぜ対バン」のライブハウスには、千円しか払いたくないです。その代わりお目当ての方を見たら帰りますし、ドリンクもちゃんと頼みます。席が空くからその分別のお客さんを入れてドリンクを売ればお金にもなるし、それで回してほしいと思います。


お客を呼べないアーティストもいるからそれじゃ困る?


お客を呼べないアーティストは出さなければいいじゃないですか。

 

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ものすごく厳しいことを書いているのはわかっています。これから音楽活動を始める自分がこれを書くことで、自分の首を絞めるということもわかってます。震えるくらい怖いことを書いていると思います。


でも、わたしは一人です。


基本、自分でギターを弾きながら歌うし、誰にも手伝ってもらうことはない。レコーディングもカラオケボックスを使って、自分のアコースティックギターを録音して、それからボーカルを録音して仕上げています。

作詞だけはお願いしていますが、ほんとうにその方以外には、音楽的に頼ることがありません。最終的にはわたしも作詞ができるようになりたい。(だけどその作詞家の方の世界観が好きなので、メロディによっては定期的にお願いしていきたいです! 世界が広がる感じがするので!)

 

……と言う感じで、わたしにはバンドメンバーもいなければ、誰かのサポートを受けているわけでもありません。全部ひとりです。自分で「こういう曲を作ってみよう」と決めて作って、ギターを練習して曲に合う伴奏をつけ、歌メロをつけていく、それだけです。


一人でやる、と決めたことで、こういう発言を「誰に遠慮することもなく」書けるのは本当に良かったです。わたしは基本対バン形式のライブに参加することもないし、知らない人とその日初めて会って「今日はよろしくお願いしまーす」とか無理です。そもそも仕事以外だと人見知りだからできない。

※2月15日のライブは「対バン」ではなく「主宰者が居てその人のライブにゲストとして呼んでもらった」という形です。この二つは似ているようで全然違います。

わたしはこれから自分がライブ活動をするなら、アコースティックライブに向いた飲食店がいいと思っています。20人くらい入るといい感じになる飲食店で、たまにアコースティックライブをする。それでいいと思っています。

もう、そのお店も自分で経営しようかと考えています。誰かのお店だと結局自分の好きなようにできないことが多いだろうから。

 

とにかく、変な対バンに3千円とか払いたくないです。


好きなアーティストはその人だけ見たい。あるいは、その人が選んだアーティストがゲスト出演する、というのは見たいです。

 

責任感のかけらもないライブハウスが適当にブッキングしたごちゃまぜ対バンに3千円は、今後の人生で二度と払いません!

 

それじゃあ、また明日。