接客業は卒業したよ! あけすけビッチかんどー日記!

接客業歴15年のかんどーが綴る、あけすけな日記。人生はチキンレースです。一歩引いた方が負け。たまに小説を書きます。お問い合わせはsaori0118ai2あっとまーくやふーめーるまで。

幻の薬局

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こんにちは。篠田です。
ちょっと長くなりそうなのでこちらに書きますね。

私、先週までタイのチェンマイというところにいたんです。久しぶりの海外旅行ということで、少々高揚しておりまして。それで、めったにないことなんですが、体調を崩してしまったんですね。具体的には、

 

・腹部膨満感
・吐き気
・初日だけ微熱、下痢

 

といった感じで、典型的な「水あたり」の症状でした。食べられないしお水を飲むのもつらい。夜になると微熱まで出ました。倦怠感もすごかった。ただ、水あたりなら悪いものを出し切ってしまえば治ると思っていました。なので日本から持っていった整腸剤などを飲んで休んでいました。

 

しかし、その状態が2日経っても治りませんでした。そろそろ治さないとと思い、ふらふらとホテルを出て、小さな薬局に入ったんです。よくある化粧品なども売っているドラッグストアとは違って、純粋に「薬」を売っている小さな薬局。微熱があったので少しふわふわしながら、お店に入りました。

中には女性の薬剤師さん(たぶん)が一人。

 

幸い英語も通じて、症状を詳しく聞いてくれて(下痢は何回? くらいまで細かく)、症状を緩和するための薬を2つと、抗菌剤(抗生物質)を1つ出してくれました。お会計は3種類の薬×10回分で200バーツ(800円)くらいでした。

 

その薬を飲んだ翌日、とりあえず動けるくらいまで元気になりました。たくさんは食べられないけれど、食事もできるようになりました。吐き気が止まったことでヤクルトなども飲めるようになり、水分も充分に取れるようになりました。

私はとても嬉しかったので、その薬剤師さんにお礼を言いに行こうと思いました。日本で買ったタオルハンカチで、使っていないものがあったので、それをプレゼントしようと思い、カバンに入れてホテルを出ました。

「大通りに出て、ここを曲がって……」

そんなに複雑な移動はしていませんでした。それなのに、お店がないのです。

シャッターが下りた状態の建物があるだけ。今日は定休日なのかなと思い、翌日も行ってみましたが、やっぱりお店はありませんでした。

薬は確かにありました。(飲み切ってしまいましたが)
夢を見ていた……とかでもないと思います。確かに私は自分の症状を拙い英語で一生懸命説明しましたし、その方が「これは朝と晩、これは朝昼晩」と説明してくれたのも覚えています。

結局、バンコクに移動する日まで、その薬局を発見することはできませんでした。

私は夢を見ていたのでしょうか?
とても簡単な道なので、間違えるということはないはずです。


8年前、初めてタイに来た時に、軽い心霊現象にあったことがあります。どうも、タイにいる「そういう方々」と波長が合いやすいのか、日本にいる時よりそういうことが多かったと記憶しています。

あの薬局は、たまたま週休3日とかで、たまたまシャッターが下りていただけなのでしょうか。それとも……


あの親切な女性薬剤師さんには、直接お礼を言いたいのですが……(なんならFacebookとかで繋がりたいと思ってました)

とりあえず、このことは書くだけ書いておいて、来年また来たときに思い出したら薬局を探そうと思います。スッキリしないので書き出しておきました。

あのお薬がなかったら、チェンマイにいる間、遊びに行けなかったと思うので、本当に感謝しているのです。あの冷静で優しい薬剤師さんに、また会えますように……。