こんにちは。仕事は接客業、趣味はランニングと読書と小説を書くことの貫洞です。
先日、こちらのブログを読みました。
何これ面白そう! と即ポチり、翌日には読了していました。二巻まとめて買ったのですが、約一時間半、わたしは身じろぎひとつせずに熱中して読んでいたそうです(夫談)
一巻と二巻を並べてみました。
響 小説家になる方法
二巻の帯は「苦役列車」の西村賢太氏推薦の帯が!! わたしあの作品大好きです。映画も良かったですが何と言っても原作の退廃的な感じが、現代における純文学とはこういうものだとわたしの心に刻み込まれた作品です。
…話を戻します!
「響」は主人公の女の子の名前です。彼女はいろいろぶっ飛んだ少女ですが、小説を読むセンスも抜群なら書くセンスも抜群、いわゆる「才能のカタマリ」です。
この原石をめぐる出版社の動き、原石を目の当たりにした周囲の人々の心の動きが面白い。「ホンモノ」を目の前にすると人の感情はむき出しになってしまう。
この漫画の中で小説を書いているのは響だけではありません。いろんな人が一生懸命、あるいは一線を引いて小説に向き合い、小説に苦しみ、小説に癒され、小説を楽しみ、小説で繋がっています。
一度でも文章を書いたことのある方であれば、共感できるところが多いのではないでしょうか。わたしは恥ずかしさで消えたくなりました。生まれて、すみません。
現在二巻まで発売されていますが、もし長編で続けば、登場人物の、響以外の誰かも化けると思っています。そうなってほしいと願うわたしは、凡人としてこの作品を読んでいるのだなあと改めて思いました。
いやあ、久しぶりに漫画読みました。いいですね。
外は暑いので、お部屋でゆっくり漫画を読んでみてはいかがでしょうか?
リンク元の方の紹介文、ぜひ読んでみてください! 即ポチりたくなることうけあい、です!
それじゃあ、また明日~♪