接客業は卒業したよ! あけすけビッチかんどー日記!

接客業歴15年のかんどーが綴る、あけすけな日記。人生はチキンレースです。一歩引いた方が負け。たまに小説を書きます。お問い合わせはsaori0118ai2あっとまーくやふーめーるまで。

「自分、人見知りなんで」

スポンサードリンク




こんにちは。仕事は接客業、趣味はランニングと読書の貫洞です。



突然ですが、初対面の人とうまく話せますか?


わたしはまったくダメです。。当初は会社の面接も担当していたのですが、わたしが緊張しすぎてしまって、面接の役目を果たさないので担当を外されたレベルでダメです。よってうちの会社、社長面接は採用後です。(しかもその時ですら緊張してうまく話せず、1年くらい経った頃にやっとふざけたりできる親密さになります)


でも、別に生きづらいとかは特になく、むしろ「初対面の人とはうまく話せない」と割り切ってからの方が全然、人生が楽しいです。




■自分を偽っていた頃

わたしは、20代後半からしばらくの間、飛び込み営業をしていました。その時、仕事であれば初対面の人とでもしっかり話せたので、「自分は人見知りをしない」と決めつけてしまったのです。人見知りをしないから、交流会も行けるし、いろんな人と会う場所でも大丈夫。知らない人が来る飲み会も平気。

でも、実はちっともそんなことはなくて、お客さんと話す「接客対人スキル」が少し上がっていたというだけの話で、プライベートな状態でのいわゆる「性格」は内向的なままだったのです。

休日や仕事後にもたくさんの人と会う生活をしばらく続けているうちに、すべてがFに 嫌になってしまったのです。





■健さん


関係ないけどわたしは高倉健さんが大好きです。


f:id:keisolutions:20151019144520j:plain




「不器用ですから」

という健さんの名台詞があります。最近では「自分、不器用なんで」とか少しずつ形を変えていますが、「不器用」という言葉のうしろに優しさや頑固さ、人が持つかわいらしさを備えるきっかけとなった名台詞だと思います。健さんは炭鉱夫をやっても居酒屋をやっても鉄道員やってもかっこよす。


健さんの映画を観ていて、作品は違えど、どこか不器用でまっすぐで、だけど男らしいまっすぐな生き方が貫かれていると思います。

ジェンダー論争においては徹頭徹尾「男女平等」のポジションを取るわたしですが、健さんを知ってほんの少し、頬がゆるみました。昭和の男のかっこよさみたいなものが、やっと理解できたんです。健さんになら守られたいです。




■自分、人見知りなんで

さておき、「自分は人見知りをしない」という決めつけを、ある時やめました。自己紹介をするときや、自分のことを語るときに、無理せず

「わたし、人見知りなんで」

と言うようになったのです。まあ実際初対面だとあんまり話せない(知ってる人とだけ話して、知らない人とはほとんど話さなかったりする)ので、行動と言動が一致してきました。



すると、初対面の印象がイマイチであっても、そのあと時間をかけて仲良くなれる人が何人かできてきました。そういう人は、

「初めて会ったとき、貫洞さん冷たかった」
「最初はなんも話さなかったよね!」

と後からネタにしてくれます。初対面で無理にガーっと話していた頃より、人見知りなんで最初からあまり話せません! と割り切ってからの方が、本当の意味で人と関われるようになりました。


それに、初対面で頑張っていい顔をしてしまうと、二度目以降のハードルが上がってしまいます。

「あれ?   元気な人だと思ってたのに…」

よくこんなことを言われました。仕事でご一緒して、接客している姿だけを見て「明るい人」のレッテルを貼られ、飲み会に誘われるも、酒は飲まないタバコは吸わない、苦虫噛み潰した帰りたそうな顔のわたしを見てびっくりした人もいたようです。


ある時の飲み会で、そこそこ仲良くなった携帯ショップスタッフさんから

「貫洞さん帰りたそうな顔してますよ・笑」

とみんなの前で言われて、あっ、ばれたー!  と笑えたのが転機でした。その頃からです、無理しなくなったのは。以来飲み会は、気を張らず、無理をせずに付き合える人としか行かなくしました。お酒も飲まないし、わざわざ自分の評価を下げるために出かけていきたくないです。




◼︎まとめ   接客スキルと対人スキルは別物!
 
接客で話上手に見えても、それ「台詞」だから。役者さんだって舞台の上でおしゃべりでも、プライベートでは無口な人いますから。接客業も、話さないと仕事にならないから台詞を相手に合わせて言い換えたり、伝わりやすくフィルターかけているだけ。「話好き」「話上手」とは全く異なります。

接客業をしているから、営業をしているから、また役者をやっているから「社交的でなければならない」「人見知りをしてはならない」ということはありません。仕事は仕事、性格は性格で受け入れていいと思います。内気だけど舞台の上では別の人格になれる、素敵じゃないですか。


自分を追いつめず、また、人の性格を断定することなく、ゆるやかな人付き合いができたらええなと思とります。
 



今日のブログはおととい書いたネタ出しの記事にのっとって、もともと決めてあったネタにもとづいて書いてます。今日で2日目、明日でおわりだよ。

keisolutions.hatenablog.com

 

ネタがあって、この日はこれを書く! って決めているとちょっとドキドキします。そのネタを書きたい気分じゃないこともありますけど、その日はそれを書かなきゃいけないんですから。でもなんか「やり切った感」があっていいですね、こういうの。


 
それじゃあ、また明日!



☆今日の過去記事☆

 

keisolutions.hatenablog.com

 

 

keisolutions.hatenablog.com

 

 

keisolutions.hatenablog.com