「春が来たな!」と思う瞬間
こんにちは、かんどーです。
当ブログのコメント欄に神が降り立ちました。
たぶん、ネタ切れになっているのだと思うので、いくつか質問をしますね。 良かったら、ブログのネタにしてください
こんな書き出しで始まるコメントには、ブログネタとして美味しく調理できそうな鮮度の高いネタがたくさん踊っていました。今日はその中からひとつ、書いてみます。
この記事のコメント欄です。
わたしたち接客業に従事する者にとって、春は楽しいお花見の季節…ではありません。
春は、人が元気になる季節です。そう、クレーマーさんも元気になるのです。。
先日、久しぶりに怒鳴られました。怒鳴られた理由はちょっと書けないのですが、携帯キャリアショップではよくある内容です。
「なんでiPhoneSEが入荷しないんだ!」
みたいなクレームだと想像していただければわかりやすいです。iPhoneの入荷数は、いちスタッフがコントロールできるものではありません。すべてアップル社がキャリアに卸し、その配分をキャリアが決め、各店舗に振り分けられるのです。それについて、スタッフのわたしたちに怒鳴られても、もはやどうしようもないことなのです。
その理屈を説明すると「言い訳するな!」自分の会社の非を棚に上げるな! と…。
ここまで来ると、もはやほかのお客様にとって耳障りであろうそのお客をいかに早く帰すか、それだけに集中します。何を言われても特に言い返しません。ただし肯定や謝罪もしません。こちらのミスで迷惑をかけているわけではないので、ひたすら傾聴するのみです。
「ええ、ええ、待っても待っても届かなかったら嫌ですよね…」
と。
そんなときに思うのです。
ああ、クレームの声が大きくなってきた、春が来たんだ…と。
若いころは変なクレームで心を痛めることも多かったのですが(ブスのくせに、あっちの可愛い女に代われ、等です)、今や自他ともに認めるBBAスタッフとしてお店に立っているので、基本何を言われても後々まで引きずることはないのですが、やはり気持ちのいいものではありません。
連鎖して、ほかのお客さんまで声を荒げるような事態になると、「ああ…」と残念な気持ちになります。
春は素敵な季節です。お花だってきれいだし、スポーツもしやすいし、新しい環境で生き生きしている人も多い季節です。
しかしながら接客業のわたしは、毎年毎年、クレームのお客様のボリュームが大きくなったことで、「春がきたなぁ…」と遠い目をするのです。。
切ないですが、現場からは以上です。
それじゃあ、また明日!
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