接客業は卒業したよ! あけすけビッチかんどー日記!

接客業歴15年のかんどーが綴る、あけすけな日記。人生はチキンレースです。一歩引いた方が負け。たまに小説を書きます。お問い合わせはsaori0118ai2あっとまーくやふーめーるまで。

神奈川の人が神奈川を好きな率が他県に比べて高い気がする

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こんにちは、かんどーです。


ランニング中に、わたしの今までの男性遍歴を思い出していた。指くらいの太さのアレから始まって、中年の方と何人かお付き合いして、若い人とも何人かつきあって。

 

アル中系が多かったけど、ちゃんとした人もいて。3か月とか半年という長期にわたって付き合えた人も何人かいた。半年はぜんぜん長期じゃないって? 

 

…とりあえずその問題は今日は横においとこう。


こちらのブログを読んだ。

delete-all.hatenablog.com

ご存じ、フミコフミオさんのブログ。こちらの文中の、ある一言がひっかかった。


「神奈川サイコー」

 

そう。神奈川に住んでいる人は、神奈川に対する満足度が大変に高い傾向がある。一体なぜだ? 神奈川は大気中にアレか? ナニが元気になったりいやなことを忘れてぶっ飛べるような物質でも飛んでるのか? と思うレベルで神奈川が好き。

神奈川のいいところをマシンガンで話す人もいたし、静かに「神奈川一択」と言い切る人もいた。いまだかつて、神奈川に住んでいて神奈川が嫌いだという人とは会ったことがない。いたらぜひ神奈川のどこが嫌いなのか教えてほしい。



わたしが付き合った男の大半は地方出身者だ。

工場や誰でも入れるアルバイト、とりあえず口が達者なら働けてしまう派遣の仕事などをしていたため、地方から出てきた人が最初に就く仕事として選びやすい仕事が多かったのだ。わたし自身も福岡出身で父が北海道出身、中学高校は茨城、その後千葉に住んでいたため、たいていの人と話があってしまう。(ついでに現在両親は福島に住んでいる)

地方から出てきた男と、なにをやってるんだかわからない軽い女。この2人が最初のあいさつをしてから一緒のベッドで眠るまでの時間がいかに短かったかは想像にたやすいだろう。そうして、束縛されるのが嫌になったり、想像していたのと違う性格の人だったりしてすぐに別れてしまうのだ。


ある程度の年齢になってくると、わたしもいろいろわかってきた。無駄に付き合えばいいってもんじゃないと思った。体よりまず手を重ねようよと思った。いや、心か?


それで、「会ったその日にセックスしない」をスローガンとして掲げ始めた。見た目も落ち着かせて、胸元のだらしない服をやめた。効果はてきめんだった。

年齢の近い、まじめな男性と何人か付き合った。地方出身者もいたが、中には東京出身の実家住まいの人や、東京近郊に住んでいる人もいた。


それで、半年くらい付き合った人が何人かいた。その中で、神奈川出身者が3人いた。彼らは3人が3人、神奈川LOVEだった。

 

1人目のときは、この人が特別なんだろうと思っていたが、どうやら違う。わたしは千葉寄りの東京に住んでいるのに、葛西臨海公園やディズニーランドに行こうとは一度も言わず、デートは絶対に神奈川だった。クリスマスは赤レンガ倉庫のあるなんとかという駅でデートして、ふつうのデートでは中華街に行く。

 

…正直、遠かった。2時間かかる。わたしは神奈川にそこまでの執着はないので、普通に池袋とかにしてくれないものかと何度か頼んだ。


…彼らは、言えば池袋デートにも応じてくれるのだが、神奈川のときと比べてテンションが低いw 

 

一体何が気に入らないんだと思った。池袋素敵じゃないか。マツモトキヨシもあるから薬も安く買えるし、東急ハンズだってある。デートっぽい映画館や展望台だってあるし。お店もたくさんある。神奈川と何が違うんだと池袋好きのわたしは思ったのだが、あるとき気が付いた。



池袋には、海がないんだ。



ついでに言うと、池もない(笑)



あれかな。神奈川の男の人は、海の近くが落ち着くのかな。確かに、付き合った3人中2人は海を見に行こう海を見に行こうとよく言っていたし、もう1人も海を見に行こうと言わないだけで、デートの終盤には必ず海が見える場所に行っていた。

 

…海に何かあるのか? あのにおいがくせになるとか? 彼らは海の近くに行くと両手を広げて「アーー!」「ンーー!」と気持ちよさそうに深呼吸する。

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正直、あの「ンーー!」のテンションについていけなかった。

わたしの頭のなかには、はてなマークがたくさんあった。「なぜ深呼吸をしたのか」「海のどこが好きで、海がないとどうダメなのか」「神奈川の次に好きな県はどこか」たくさんの疑問がある。神戸にも同じものを感じる。


不思議なことに、わたしのまわりには神奈川の人がいない。


東京千葉埼玉、けっこういろんな人がいるもんなんだけど、神奈川のひとがいない。(忘れているだけだったらゴメンなさい)


ただ、ブログを書いている人で神奈川の人は結構いるなと思った。




弁解しておくと、わたしは神奈川が嫌いではない。以前、寿町と黄金町を一人で回ってみたことがあった。伊勢佐木町も何度か行った。それぞれの街並みがとても印象に残っているし、乗り換えで降りた駅も面白かった。桜木町だって何度も降りたことがある。

しかし、また行こう、とならない。なぜなんだろう。

育った町へ帰りたくなるものなのかな、というのが暫定の答え。実際問題、わたしは千葉に対して愛着のようなものがあるし、出張で九州に行ったときは福岡の、育った町を見に行く。何度見ても特に変わらないただの町なのに、つい見たくなる。でも、なんていうか、神奈川の人たちほどそこに特別な魅力を感じていない。単なる郷愁を感じているだけのような気がする。(ここがもやもやするところ)

なんていうか、その土地に自分のアイデンティティを感じている人が、神奈川には多いと感じている。自由が丘とか代官山に住んでいる人も、住む場所にアイデンティティを感じていると思うけど、神奈川の人はもっと自然にそれをしている気がする。それがとても不思議で。


なかなか聞けずにいた神奈川への思いを書きました。


それじゃあ、また明日!


☆今日の過去記事☆

 

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