接客業は卒業したよ! あけすけビッチかんどー日記!

接客業歴15年のかんどーが綴る、あけすけな日記。人生はチキンレースです。一歩引いた方が負け。たまに小説を書きます。お問い合わせはsaori0118ai2あっとまーくやふーめーるまで。

書くことでお金をいただくということ

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今週のお題「2016上半期」


こんにちは、かんどーです。

2016年上半期、ものすごい濃さで、ものすごいスピードで駆け抜けました。本も出したし、ブログも毎日書いた。仕事も一歩前進したし、忙しくも充実した毎日だったと思います。


はてなのお題が「2016年上半期」となっていますが、わたしの「書くこと」について小さな転機があったので、今日はそれをまとめてみようと思います。

 



書くことで、食べていく

これは常に夢見ています。おばあちゃんになってからでいいから、わたしが書いたものを読んでもらうことで、ごはんが食べられたら良いなって思ってる。

好きなことだけを書いて食べていくのは至難の業だって理解しているから、今すぐそういう生活がしたいとは思いません。

このブログを運営している間に、いくつかオファーをいただきました。とても楽しそうな依頼だったし、心から書いてみたいと思った。ただ、その分野がわたしにとってものすごく大切な「趣味」の分野だったんです。なので、それを仕事にしてしまったら、もうそれを心から楽しめなくなっちゃうと思って、丁重にお断りしました。(以前マラソンが心から楽しめなくなった経緯あり)

今はのんびり走ってる。今月は何キロ走りましたとかSNSにアップしないw

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ヤギにいやされている。





「好きなことは仕事(義務)にしたくない」という答えに行きつきました。

逆に即引き受けるのは「接客業について書いてほしい」という依頼です。接客業は仕事としてやっているので、これを文章にまとめるのも仕事。だから接客業コラムとか接客業のマニュアル作成などは、依頼があれば即受けています。匿名か会社名で請けてしまうことが多いです。話を聞いてみると、会社ぐるみで取り組んだ方が良い案件のことも多いですし、かんどー個人というより、ウチの会社が培ってきたノウハウを求めてくれているので、結果としてそうなります。


ただこれは、「書くことで食べていく」とは違うと思っています。専門分野についての論文をまとめるような感じ。わたしは話すより書く方が得意だからそういうアプローチにしているだけで、きっと話すのが得意な人だったら、講演や講師の依頼とかたくさん受けているはずです。

接客業という仕事は、本来「話す」方と相性の良い仕事なので、講師の仕事ができない時点でちょっと詰んでると思っています。マニュアル作成に関わるより講師の仕事の方が圧倒的に多いです。講師の仕事とマニュアル作成がセットになっていたりするし。それだとわたしはできない。



それはそれでいいかなと今は思っています。以前は無理に講師の仕事請けていたけど、うまく伝えられなかったし。書くことなら少し伝わっているって実感があります。具体的には、読んでくれた人の10%は「あー、あるある」「へえー」って前向きに理解してくれていると思ってます。

また、読みやすく書くということについても、毎日更新が生きているのか、ある程度できてきたように思います。誤字脱字も、見苦しいほどのものは無くなりました。



ふりかえると黒歴史ばかりの自分ですが、自分の人生を嫌いにはなれません。黒歴史だって、感情が揺れ動いたという一点で考えれば素晴らしい体験です。そもそも歴史に黒も白もない。レインボーカラーです。

わたしの走馬燈は、虹のようにカラフルだろうと思います。おちついた色もあれば、激情の赤もある。わたしは自分がないから、ベースとなる色が白になります。だからどの色もとてもよく発色する。そして意外とどの思い出も楽しかったり。


たくさんの色を、文章に変えて書くことができたらよいのですが、今のわたしにはまだ、そんなに器用にできません。ただ、自分でたてた目標だけは守ろうと思っています。これから夏にかけて気持ちを上げていって、秋口からまたひとつ書きたいなと思っています。もっと早いペースで書けると思っていたけど、ひとつひとつ大事に書きたくなった。


だから、2016年は「書くことでお金をいただく」に目がくらまないように、後半も淡々とやっていきたいと思います。好きなことを仕事にしちゃって、好きなことが無くなるとつらいから。接客のことや営業のことなら、いつでもウェルカム。これがわたしなりの答えなのかなー。


うんこがしたくなったので、このへんで。

それじゃあ、また!