接客業は卒業したよ! あけすけビッチかんどー日記!

接客業歴15年のかんどーが綴る、あけすけな日記。人生はチキンレースです。一歩引いた方が負け。たまに小説を書きます。お問い合わせはsaori0118ai2あっとまーくやふーめーるまで。

仕事をしていないと死にたくなるので仕事をしています

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クソみたいな自意識を捨て去りたい。


わたしは学歴コンプを克服したと公言しているけど、ホルモンバランスが乱れたときとか、どうしようもない時に必ずコンプレックスが顔を出す。


それは英語が思うように話せないというコンプレックスに変わったり、三角形のなんちゃら定理をしらないコンプレックスにすりかわって、わたしの中を侵食していく。


わたしの仕事は接客業で、三角形の定理は必要ない。でも、教養としてそれを知らないことがこの世で一番恥ずかしいことのように思えて、世の中でこんな簡単なことも知らないのはわたしだけなんじゃないかと恐怖に震え、気持ちがざわつき、身近な人と縁を切る。


今日は夫に離婚を申し込みました。


明日になったら「ゴメン!」と謝ることがわかっているのか、先に眠ってくれたけれど、こんな生活もう嫌だ。


コンプレックスから完全に解放されたい。


起業して仕事をしている時間はこの感情は押し込められているのだけれど、仕事の時間以外にコンプレックスがランダムに襲ってくる。いつ来るかわからないのでとてもつらい。


エレベーターで外国人に話しかけられて気の利いた返答ができなかったとき。その場に居合わせた若いねえちゃんが上手な英語でその場を取り繕ったとき。わたしはその姉ちゃんに対してものすごい憎しみを持った。お前は親の金で大学を出してもらったんだろう。海外留学させてもらったんだろう。外国人と親し気にしゃべりやがって、この野郎。二人ともこのままエレベーターから落下してしまえ。お前らが落ちるならわたしも落ちて構わんよ。


もう、世の中にあるすべてのものが嫌いだ。


早く仕事に行きたい。


こんなことを考える暇もないくらい忙しく、携帯電話のご案内とデータ移行に追われて一日が終わってほしい。もうわたしのプライベートの時間全部、仕事にあてがってしまいたい。そうしないと死んでしまいそうだ。


現場の時間を増やそうと思った。


自分が死ぬことを選択する余裕を、自分に与えないために。