接客業は卒業したよ! あけすけビッチかんどー日記!

接客業歴15年のかんどーが綴る、あけすけな日記。人生はチキンレースです。一歩引いた方が負け。たまに小説を書きます。お問い合わせはsaori0118ai2あっとまーくやふーめーるまで。

【消防団と昼うどん】接客業は休憩中の外食でも少しの気遣いを

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こんにちは、携帯ショップの接客業をしています、かんどーです。


しばらくネットを見ていない間に、消防団の人がうどん食べでどうこうとか、いろいろ騒がれてましたね。


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個人的には「消防団の昼うどん事件」をこのニュースと結び付けて考えていました。

 

togetter.com

 

 

わたしは携帯ショップで接客業をしています。正直、上記のようなタレコミはしょっちゅうあります。不思議なことに、その場で注意されることはなく、後から回り回って注意されるんですよね。


わたしはショップの仕事を「見られる仕事」だと思っています。


携帯ショップだけでなく、人と接する仕事ってだいたいそうです。こっちが覚えていなくても、お客さんはわたしを覚えているもの。最初からそう思っています。


ですのでわたしは、勤務時間外であっても職場の半径〇メートル、という自分の決めたエリアに入ったら、仕事中であるという意識を張るようにしています。具体的には、目が合ったらこんにちは、すれ違うときは会釈です。


わたしは残念なことに人の顔が覚えられません。


ですが、それが功を奏して、職場の半径〇メートル内でのあいさつ、会釈を徹底しているので、あまり外の行動でクレームをもらうことはありません。


休憩中に飲食店に入っても、店員さんに挨拶してから着席します。他にお客さんがいたら、相手がこちらを見ていなくても会釈しています。そうすると、「あっ」と気づいた顔をする方が一定数いるんです。そういう人って、お店のお客さんだったり。


会釈がきっかけで「おっ、こないだありがとう!」と声をかけてもらったこともありますし、「さっきは閉店間際にありがとう! 今帰り? 結構遅いね!」とか声をかけてもらえます。


そこまで気を遣わなくても……と思われるかもしれませんが、そもそも人はあらさがしをする生き物です。こちらに不手際がないか、探していることが前提だと思った方がいい。そうなると、なかなか気を抜けないものです。



消防団や警察官は、わかりやすい制服や車なので、どうしても目立ちます。もう少し人と人が言葉をかわしあう状態であれば、あとあとクレームなどという情けない事態にならず、直接会話で、

「非番かい?」
「ああ、飯食う時間も無かったよ」


……それで済んだ話、ではないでしょうか。



接客業、という仕事で、そもそも消防団や警察官とはまったく違いますが、それでも飲食店で軽く会釈をしていて「今、休憩なの?」とか隣のテーブルから声をかけられると、リアルでのコミュニケーションだったらほとんどのことは問題にならないんだよなぁ……と思います。


実際、人なんて話してみなきゃわかんないじゃないですか。


元気そうに見えても大病をわずらっている人だっているし、めちゃくちゃ顔色が悪くても、かなり高齢でも元気すぎる人だっている。


「童貞ですか?」


まで行くとコンプライアンス違反ですが、たまたま受けたお客さんが明らかに仕事の制服だったら「こんにちは、休憩中なんですか?」などのようにちょっと世間話するくらいで良いんじゃないかな……と思います。


いろんな地域があるとは思いますが、少なくともわたしの働いている(いた)場所では、もう少し隣人に優しかったです。


今目の前にいる店員さんは、もしかしたらとても近所の人かもしれないという自治が働いています。実際、都内で買い物したのに、店員さんと話してみたら実はご近所だったり、そういうのはよくある話です。

店員さんに感じ悪くしても何一つ良いことはないし、タレコミなんて入れても明日の自分の首を絞めるだけ。


……にしても、人に見られる仕事なら、職場の近く(どこまでが「近く」なのかは職種によって自分で判断)では「仕事の自分」である気持ちだけは持っていた方が良いです。


タレコミなんてする気もおきないような、明るい空気を自分の周りだけでも保って、自分の周りでこんなバカげたことが起こらないように抑止する。


バカげたニュースに言及するのアレかと思いましたが、わたしはそうやってやり過ごしています。


世の中は変わらない。だからあと30年、こうしてやり過ごしていくだけです。



それじゃ、また。



★今日の過去記事★

自分の手元で爆弾を爆発させないようにする技術が「接客業」です……

www.kandosaori.com

 

これ、言われたときはめちゃくちゃショックだったわ。今は目の前で怒鳴ってくれる人はそんなに悪い人ではないと思ってる。

www.kandosaori.com

 

 黒歴史を一つ残らずネタにしている良い見本。

www.kandosaori.com