今わたしセブに住んでましてね。いや、普通の部屋借りて住んでるだけです。誰でも住めるくらいには綺麗で、街からも非常にアクセスが良い。
それで、この部屋に出入りするのは基本わたしだけ。
完全なる「一人暮らし」なわけです。
その部屋の洗面所に……あ、トイレはドアがあるので、トイレではなく、部屋の中にある流し台兼洗面所的な場所のことです。その流し台の上に、ぶっとい陰毛が落ちてたんですよ。
いや、参りましたね。
わたし、あそこの毛が無いんですよ。脇もほとんど生えないので、いわゆる「陰毛」的なものって部屋に落ちることが絶対に無いのです。
なのに、このぶっとい陰毛。。
誰だよ
こえーから、入ったんなら一声かけてくれ。っていうかなんも無くなってないし、陰毛だけ置いていったんなら、こういうのやめてくれ。
唯一の救いは、部屋にある扇風機がめちゃくちゃ強いので、もともと壁や天井に潜んでいた元住人の陰毛が飛ばされて流し台に落ちただけという可能性があることです。
ルージュの伝言ならドラマチックだけど、「バスルームに♪ まっくろ陰毛♪」じゃホラーでしか無い。
とりあえず、今日から鍵をもうひとつかけてやります。もう陰毛置いてくんじゃねえぞ!!
……たぶん風で舞い込んだ陰毛ですね。
陰毛物語。
ロード・オブ・ザ・インモウ
あーもう。