接客業は卒業したよ! あけすけビッチかんどー日記!

接客業歴15年のかんどーが綴る、あけすけな日記。人生はチキンレースです。一歩引いた方が負け。たまに小説を書きます。お問い合わせはsaori0118ai2あっとまーくやふーめーるまで。

【写真は】わたしの修学旅行の思い出は長崎と京都【もうない】

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今週のお題「修学旅行の思い出」

 

 

 

こんにちは、かんどーです。

お題で「修学旅行の思い出」というのがあったので書いてみようと思います。

 

 

★★★

 

 

「修学旅行」。それは、中学校と高校、あとは一部の大学で導入されている制度であると思う。わたしは中学と高校でそれぞれ1回、修学旅行へ行った。

 

行先は、中学のときが長崎、高校のときが京都であったと記憶している。(逆だったかもしれない)

 

写真は一枚もない。中学のときの長崎は、原爆記念館で誰かが盛大に嘔吐してしまい、嘔吐嫌いのわたしはそのことで頭がいっぱいになってしまった。ほかのことは覚えていない。

 

高校のときの京都は、班決めの際わたし一人がどの班にも入れず余ってしまうという超絶苦しい状況であり、人数の関係でヤンキーグループに配属されたため、直前で行くのをとりやめにした。親には「行かずにアルバイトのシフトを入れる、旅費はわたしが弁済する」と話したところ理解を示したため、わたしはアルバイトのシフトを思い切り入れて、三泊四日の修学旅行に行かず、四日間で約三万二千円を稼いだ。うち二万円を親に「弁償」として返した。

 

 

その後、夜間短大へ進んだのだが、そこでも修学旅行があった。行先は京都であった。わたしは夜間短大でもうまくグループに入れなかったため、今度は最初から「お金が足りないので行けません」と言って旅費の支払いを拒否した。

 

今度は、行かないかわりに昼の仕事を一日休んで、家で寝ていた。

 

夜間短大に通っている間の生活は、朝8時~夕方5時まで仕事、夕方6時~夜9時まで学校というスケジュールが週5日、さらに学校は土曜の夕方4時~9時にも授業があったので、とにかく体がきつかった。日曜は休むべきだったのだが、わたしはどうしても生活費のやりくりがうまくできず、結局お金がたりなくて日曜もフルタイムでアルバイトをしていた。

 

短大のクラスメイトからは「アンタ友達おらんもんな、そりゃ修学旅行も行かんよな」と言われたが、そんなことはどうでも良かった。とにかく丸一日寝ていたい。修学旅行のお金を支払いたくないと思っていた。

 

 

 

……そんな学生時代を過ごしたわたしであるが、今となっては大の旅行好きである。

 

ベースは海外旅行であるが、プチ旅行的な数日間の国内旅行も実は好き。今は定期的に大阪に行って、たこ焼きの修業をしてくれた方に会えるのが何よりの楽しみ。あとは京都で着物屋さんめぐりをしたのも楽しかった。仕事で九州に行った際、わたしの生まれた町、福岡を訪れて、バブル崩壊寸前まで住んでいた高級マンションを見たり(まだあった!)、バブル崩壊後に引っ越した団地を見たり(まだあった!)、日本の衰退と自分の人生を重ねるような旅を一人でしてきた。

 

いや、そんなネガティブな旅というわけでもない。福岡ではうどんの名店を一人で回ったり、温泉付きのホテルでゆっくりくつろいだり、気が向くと夜ラーメンを食べに街へ出たりした。旅に出たとき特有の気の大きさで、適当な飲み屋に飛び込んでみたこともある。例外なく楽しかった。旅人とは、気楽なものである。

 

 

もっとも、今のわたしは海外(フィリピン)で仕事をしているため、ちょっと小旅行と行ってもマレーシアとか台湾とかになる。この間、2泊3日でマレーシア一人旅に行ってきたが、ものすごく楽しかった。

 

特に面白かったのは、日本からどこか外国へ行くのではなく、海外から別の海外へ向かう国際便に乗ったことだ。その便には日本人がまったくいなくて、アナウンスにも日本語はまったく無かった。そのときはじめて「わたしは遠くへきたんだなあ」と思った。もう戻れなくなってしまいそうで少し寂しかった。わくわくするけど、寂しい。言葉(英語)が通じるけれど、寂しい。ここ最近、海外へ来てもわくわくすることが少なくなったので、この体験は新鮮だった。

 

 

さて、次にどこへ行きたいか? と問われたら、実は箱根の温泉に行きたい。

 

ただのんびりと、露天風呂に入りたいのである。

 

 

しかしそれは少し先になりそうだ。今のわたしはフィリピンを中心に動いている。この地の利を生かして、マレーシアと台湾とタイ、そして未踏の地香港とシンガポールを訪れたい。パスポートのページがいっぱいになりそうだったので、増補の手続きをとり、40ページ増やしてきた。

 

 

 

クラスメイトから受け入れられず、旅行に行けなかった高校、短大時代なんぞはもう遠い昔の話で、今のわたしはパスポートのページが足りなくなるくらい元気に生きている。

 

 

人生とは、予想外の展開の連続である。

 

 

 

★★★

 

教訓

今の自分が、所属しているコミュニティ内でうまくいかなかったとしても、それがすべてではありません。場所を変えれば、視点を変えれば、きっと楽しい世界が待っている。旅行だって楽しめる。

 

 

今が苦しくても、どうかあきらめないでください。活路はきっとあります。

 

 

 

現場からは以上です。

 

今回は修学旅行の写真がないため、当記事にも写真はありません。

 

 

それじゃあ、また明日!