別れ話って快感じゃないですか。
理由は簡単です。痛みに勝る感情がこの世にないからですよ。つまり最上位の感情ということになります。あふれ出る愛? そんなの永久にあふれ続けるわけじゃないでしょう。その瞬間蚊に刺されたらそっちに意識が行くでしょう。でも痛みは違います。鋭く強い痛みならば、そのほかのどんな感情にも勝るのです。悲しみにも。寂しさにも。喜びにも。慈しみにも勝ります。
痛みは人の人格を根底から変えます。体の痛みもそうだし心の痛みもそうです。だから私は別れ話をするのが実はとても好きなのです。変態でしょう?
これよく「試し行動」と思われてしまうのですが実はそうじゃない。痛みがほしくてやっているんですよ。つまり本当に別れられてしまっても痛みを感じることができるからそれと引き換えの別れなら仕方ないと思っているんですね。変態でしょう?
私今までほとんどそうやって人と別れてきた気がする。相手のことなんてみじんも考えてなかったな。次の恋人ができたから別れた、みたいなのもあるにはあったけど、別れることで痛みが得られる快感の方がはるかに大きかったしね。
私みたいなのが生きててごめん。全然身近な人を幸せにできてなくてごめん。でも私のしていること(仕事のほう)はこの世界の誰かを確実に幸せにしているし、私の会社で働いている人も幸せになっていると思う。(うちは給料が高くて短時間労働だからです、スキルは高くなってもらわないとだめだけど)
身近な人への愛だけは苦手みたい。
そのかわり不特定多数の人を幸せにするから、どうか私の身近で被害を被った人は許してください。きっと今回の人生で私の性格治りませんから。近くに居ればいるほど苦しみます。離れた方がいいです。それでも好きでいてくれるのなら連絡をください。
ありがとう。
そして私を自由にさせて。