タイトルの通りです。
東京オリンピックのボランティアに絶対応募しないでください。
そもそもおかしいんですよ。2週間拘束されて、その間家賃もかかるし、仕事を休んだら遺失利益というものが発生します。(簡単に言うともらいそびれたバイト代、もう少し突っ込んで言うとその2週間別の仕事をしていたら産むことができていた利益です)
それら一切合切なかったことにして、「2週間オリンピックのために動いてください」これはおかしいです。
まあ、導入篇としてはこの記事当たりを読めばわかるでしょう。
そしてお金の使い方がおかしいのです。
去年から言われていることですが、この記事でもわかるように莫大なお金が「ボランティアを集める」ことを生業としている広告代理店に流れています。
そんなお金あるなら、ボランティア集めるのではなく普通にアルバイトとして日給2万くらいで10万人雇えばいいじゃないですか。
なんでこんな簡単なことを人は感じないのですか。
無償で動くことは時に尊い。目の前で倒れている人がいたら声をかける優しさは尊いです。でも誰かの作為のもと、無償で動くであろうと計算されている「あきらかに労働」である時間に対して無償で動くのは絶対にやめてほしいと言っているのです。
ここで動いたら日本の舵取りは「やりがい搾取あと20年行ける、作戦成功w」と上層部が笑うだけですよ。
交通費と食事しか出ないらしいですよ。炎天下の中、体調を崩して病院に行ったらそれはきっと自費になるでしょう。(会場で倒れたら措置くらいはしてもらえるでしょうけど)
なので誰も応募しなければいい。
私? 私はその期間どこかの国で静かに滞在しています。現状フィリピンでテレビのない生活でふだん通りに過ごす予定です。こっちで仕事あるし。もし無かったとしても日本には絶対いません。騒々しくなる前にどこかの海外へ出てしまい、完全に静まりかえるまで日本には戻りません。
こんなこと書いたって応募する人はいるのだろうな。
でも一人でも、東京オリンピックのボランティアがただの搾取であると思いをめぐらせてくれたらもうそれでいいです。
その話どっかで聞いたよという人も多いでしょう。でも私はそれでも「そうなんだ、知らなかった」という一人のために記事を書きました。一人でも真実に向き合ってほしいから。
異論はすべて受け付けます。
とにかく、参加すべきではない。応募すべきではない。そして静観しよう、どのような対策を打ってくるのか。高みの見物の始まりだ。