接客業は卒業したよ! あけすけビッチかんどー日記!

接客業歴15年のかんどーが綴る、あけすけな日記。人生はチキンレースです。一歩引いた方が負け。たまに小説を書きます。お問い合わせはsaori0118ai2あっとまーくやふーめーるまで。

「美味しい」は力であり正義である

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これはいつの写真だったかな。

 

私、弾丸で日本に帰国した時があったんですよ。それでセブに戻る便が、成田空港の第3ターミナル発で。第3ターミナルと言えば……


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これです。ぼてぢゅうのたこ焼き!!

 

いや、これ超普通のぼてぢゅう(関西フードのチェーン店)なんですが。成田空港第3ターミナルのフードコートで食べると、格別の味がするんですよ!   なんて言うか、日本で最後に食べたものということになるので、私は潔く「たこ焼き」と決めています。

いつも直前まで迷うんですけどね。吉野家の朝定食とかも良いんじゃないかとか。でもアレはちょっと多いし、なにより……朝ビールって素晴らしいじゃないですか。朝ビールするなら、定食ではなくこういう味の濃い単品が良いわけですw ビールの量も多すぎなくてほんとちょうどいい。生小と生中の間くらいの大きさ。ちょうど350ミリリットルくらいじゃないかしら。この量なら飲みやすい。この時はソースではなくしょうゆマヨのタコ焼きにしてみました!

 

拡大。


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普通のたこ焼きです!


でも何度も言いますがね、普通ってすごいんですって。この普通を海外で再現するのがどれだけ大変か……泣    そして海外で美味しいものを探すと、日本人は大抵苦労すると思います。日本食って繊細ですから。あんな繊細な料理を、私たちの世代(30~40代)は、女親の手料理神話により、ほぼ確実に口にしています。

私の場合、父がフレンチのシェフだったため、余計変なところで舌が肥えています。若い頃は何を食べても美味しいと思えなくて大変だった。

今はいろいろやってリセットをかけたので、きほん何を食べても「ふむ」「なかなかいけるな」という舌と脳になっています。いろんな国へ行くようになってから、脳の側で切り替えをするようになりました。


私の判断基準は「現地の人が美味しいと思うものは美味しい」です。


美味しいって強いというか、正義なんですよね。私セブで屋台をしていて、ほぼ私の創作料理に近いたこ焼き()を出しています。現地の食材もかなり使っているし、何より現地の野菜ににかなり頼っています。

そんな料理ですが、味を決める調味料だけは日本のものに変えていき、それにより格段に「私が調整しやすい」味になりました。その結果、私が食べて「うん、美味しい!」と思える味にできました。

でもやっぱり不安です。ほんとうにこれで大丈夫だろうか……?   って。誰も本当のことを言わないだけで、実は美味しくないんじゃないか……って。

そんなとき、現地の人が私のつくったものを買ってくれて、わざわざ「美味しい!」と言いに来てくれたり「美味しかったからもう一つちょうだい!」と来てくれるとほっとします。ああ、間違ってなかったんだな……と思います。


そうそう、結局私のつくるたこ焼きは、しょうゆとマヨネーズが味の決め手なんです。ソースはかけていないです。はし巻きお好み焼きの方は日本のソースを使って仕上げますが。

日本の「お好みソース」をフィリピン人に「コレは何?」と1日5回くらい聞かれるので、思い切って「ジャパニーズソース」と言い切ってみたら、ものすごく納得してくれて、今ではスタッフ(フィリピン人)も、「コレはジャパニーズソース!」と言い切っていますw 独特の味で、辛くはないと伝えると大抵わかってくれます。たこ焼きを食べたことがある人はダイレクトにあの味を思い浮かべるみたいです。

「Like Takoyaki?」と聞いてくる方には「That's right!」と答えています! そうそう、そうです! と。



最後になりますが、私はセブで屋台を始めて8か月目になりました。昨年からの滞在期間を合わせてやっとフィリピン生活が通算1年となりました。

ええと、私フィリピンで働くと決めたこと、一切後悔していません。感謝しかないです。スタッフは死ぬほどかわいいし。


……あんまりかわいいかわいい言うと、翻訳されて読まれてそうなので(彼女たちは私のブログを知っている)あえて最後に言いました。

まあ、超絶かわいいですよw リアルで「キャハ♡」って笑うフローラと接したら人生変わると思いますね。これはガチです。


最近もったいないと思うようになったのでスタッフの写真を載せてないですw お店に会いに来てくださいw


それじゃあ、また明日!