ドトールなう!!
……とくに面白い嘘が思いつかなかったので、ドトールにからめて小さな嘘をつきました。
小さな嘘といえば、若い頃のわたしは、小さな嘘をついて、それがバレそうになると別の嘘をついて、嘘を嘘で塗り固めているような生き方をしていました。
今は、嘘のない生活をこころがけています。
でも、やっぱりわたしは嘘つきで。
「週末なにしてた?」
なんて世間話にも、嘘で返してしまうことがある。我ながら最低の性格だとわかっている。
「息を吐くように嘘をつくよね……」
と言われた若い頃。そんなにすぐ、この癖は治らないのかもしれない。
世界が永遠に今日をループしてくれたのなら、わたしの嘘は冗談として笑ってもらえたのかな。いや、面白くないからって、笑ってももらえないかな。
わたしは自分の話し方が好きで、テンポが良い会話ができていると「接客業の賜物だな!」と思えることがあり、自分の人生ごと肯定したい気持ちになる。
けれどそれは諸刃の剣で、罪悪感なく嘘がつける口の軽さでもある。
7年前のわたしは笑いながら人を傷つけるような生き方しかできなかった。
笑いながら傷つけた人に復讐をされることもあった。
もう、そんなことがないように。
ドトールなう、です。
それじゃあ、また明日!