お待たせしました!!(待ってないw)
旅ブログ・松山編です!!
(また松山行ったんかい!)
単館上映の映画館が大好き、私です。
以前来た松山の映画館が良すぎたので、つい上映予定をチェックしてしまいます。
1日で3本観られそうな上映予定の日があれば来ようと思っていたんです。
……ありました!!!
朝の10:20~18:30まで、空き時間はあるものの、ほぼ映画を観っぱなし!!
3本とも観たい! という上映予定の日があったので、また松山に来ました。
松山市駅から大街道までをつなぐ、銀天街!(商店街です)
ここのドトールが平日は適度に空いていて、こちらもとても良いのです。
※旅先でもドトールの優先順位は非常に高い私です
朝は映画まで少し時間がありましたので、ルイボスティーを飲みながら待ってました。とても空いていたので快適すぎましたが、映画までの時間調整なので、わりとすぐ出ました。
アイスルイボスティー。
銀天街には、好きな雑貨屋さんがあります。あとでゆっくり見るとして、少し覗いておきます。やっぱり好きなお店!!(モノを増やしたくないので買わないけどw)
そして、ドトールから徒歩5分で到着!!
シネマルナティック!!!
この適度な錆び感がいいのよ。。。
エントランスはこんな感じ。
まじでこの映画館私の家の近くにほしい。。。ここに通いたい人生だわ。。
松山に住みたいと思う理由は、シネマルナティックです。
それだけが理由でも別にいいと思うんですよね。私の人生なんだし。
※映画を観る日、私は少し自分勝手になります
この日の狙いは、ウォン・カーウァイ監督の特集でした!!
香港映画と言えば……ですよね!!
今回は4Kでの再上映となりますので、画質が良い状態で観られます!!
私実は金城武さん好きで。
なのにこの映画が上映されていた時期は私、映画観るどころじゃなくて、どれも映画館で観たことないんです。。なのでどうしても映画館で観たくて来ました。
さすがに1本だけのために来られないので、1日で2本はしごたんできる日にしました。
「恋する惑星」も観たかったけど、今回は組み合わせ的に
「花様年華」→「天使の涙」を観られる日を選んで松山に来ました。
古い映画なのでポスターはないかと思っていたのですが……
ありました!!! さすがです!!
「花様年華」は、トニー・レオンとマギー・チャンの美貌が光る、だけど実は不倫のお話です。
切ない、とても切ないお話です。
そして、日本も高度経済成長期だった頃と思うのですが、登場人物がみなたばこを吸い、忙しそうに深夜まで働きます。今とは時代が違います。忙しすぎる中で登場人物たちは関わりあい、人間関係を持ち、そしてときどき恋に落ちるのです。
私はこういう切ないお話大好きです。
静かな映画ですが、暑い国である香港のむっとした空気と強いスコール(雨)を感じられ、また時代も感じられました。本筋以外にも楽しめる要素の大きな映画でした。
10分だけ休憩をはさんですぐ次の映画が上映されます。
「天使の涙」は、金城武さんがいい味を出している映画です。
物語は5人の若者の生き様を描いていますが、生き様が刹那的な若者多めです。(金城武だけはちょっと異色な若者)
映画の味としてはアクションが入るので、さきほどより動きの大きな映画となります。疾走感もあります。刹那的すぎる疾走感ですが。
そして香港の元気さが伝わってきます。私は香港に住んでいた人とよく話をしていたのですが、まさにこれ!! という感じです。香港の混沌とした感じ、殺伐とした雰囲気も感じさせてくれました。
映画そのものは、私は金城武さんの演じる役柄に引き込まれました。
言葉を話すことができなくて、精神年齢が幼い成人男性、という役柄なのですが。まったく言葉を発しないのに周りとどんどん関わっていくアグレッシブさがありました。
「精神的な幼さ」が時に本人を傷つけ、時に救っているところも見どころです。
2本続けて観ましたが、ストーリーが混ざったりすることもなく、すんなりはしごたんできました。
映画館のイスには、それぞれクッションがひいてあります。
こういうお気遣い、うれしいですね。
おかげで一日いる私のような客もお尻が痛くなりにくいです。(少しは痛い)
映画館自体はこんな感じになっています。
ここまで2本通して観ましたが、この後2時間ほど空きます。
そして3本目はフランスの映画を観るので、休憩時間です!
ドトールに戻ってきました!
なんだか胸がいっぱいで……映画のことを思い出したりしたかったので、ブレンドコーヒーをたのんでしばらくぼーっとしていました。
コーヒーを飲んで落ち着いたら、お腹が空いてきました。
朝食を食べてからかなり経ってますから当然なのですが。。
銀天街にあるパン屋さんで、とても安いお店があるのを思い出しました。
調べたらここは給食のパンを提供している、工場のあるパン屋さんなので、お値段がかなり安いそうです。
この時間帯は、150円くらいするパンもすべて含めて「ALL110円!」のタイムセールです! ありがたい!
カレーパンを買いました!
銀天街にあるベンチで食べさせていただきましたが、とても美味しかったです♡
またすぐ映画を観るので、パッと食べられるものはありがたい!
次に観るのがこちら。泣ける系です。
「1640日の家族」。フランスの映画です。
里子に出されていた子を引き取って、実子と変わらず愛情を注いで育てていた家族の物語です。実話に基づくお話です。
小さな幸せをきちんと大切にできる家族が、末っ子として里子を迎えました。実子2人と里子1人、子どもが3人いる家族です。
その里子の父親が、急に「やっぱり自分で子どもを育てたい」と申し出てきて。
そうなると、里親にはなんの権利もありません。
里子も完全に里親に懐いてしまっているのに、実の父親のもとに帰らなくてはならないのです。残酷な別れが描かれます。
家族に次々と起こるハプニング……そして別れに向かって進んでいく家族。
息もつかせぬ展開で、本当に面白かったです。
普通の映画(特に邦画)を観ていると「子どもを持たなくて良かった」と心から思う私ですが、この映画に限っては、子どもかわいいーーーってなります。やはり海外は子育てしやすいのでしょうか。。特に父親の存在が非常に大きくて、家事も半々でしたり、来客時にコーヒーを率先して淹れたり、ほんとうにありがたい存在の父親・夫って感じでした。
ほんとに海外の方が男女平等は進んでいると痛感させられますね。。
子育てにしても、女性に対して敬意があるので、専業の女性が描かれていてさえ、平等であると感じさせられます。。
……というわけで、映画3本一気に観ました!!
静かな1本目に始まり、退廃的な2本目、そして感動の3本目と、最高の組み合わせ!!
私がこの映画館「シネマルナティック」を好きな理由は、ここの運営方針にもあります。ここに詳しく書いてあるので、知りたい方はどうぞ。
この日は本当に映画を観ただけで一日終わりましたw
ドン・キホーテに寄ったりとか、商店街のお店を見たりもしましたが、基本映画観てドトールで休んでいた一日でした!!
今回の松山も一泊しますので、ホテルに向かいます。
ネストホテル松山!!
私はExpediaで予約を取ったのですが、今回は期間限定で使えるポイント付与があったので、2700円で泊まれました! ふだんならネカフェに泊まるか、安宿を選ぶ私ですが、ここまで安い場合は普通のホテルを選びます。
ロビーが豪華!!
廊下が清潔!!
っていうか普通のホテルだぁーーー!!!
お部屋は広めのシングル!
※これを広いというかどうかは人によると思いますが、私には広いです。
反対側から見たらこんな感じ!
普通のビジネスホテルのシングルルームって感じですねw
私は海外の一人旅でさんざん安宿に泊まってきたので、「豪華」のハードルがかなり下がっています。このホテルで超豪華と感じてしまうくらい、ハードル低めです!
でもこれは幸せなことです。
同じホテルに泊まっても、窮屈に感じていたら幸せじゃないです。
事前にリクエストしておいたので、高層階になりました♡
シングルルームの中では一番高い階にある「7階」に宿泊♡
横断歩道のところにファミマがあるんですけど、ホテルの目の前なんです! 超便利!! こんな便利なホテルに泊まっていいんですか。
幸せいっぱい……でもまだ寝ません!!
20時オープンの、超絶おいしいたこ焼きやさんがあるとチェック済み!
ホテルから近い! これはテイクアウトして焼き立てを食べるチャンス!!
たこ善!!
もうね、言い切りますよ。
このたこ焼きは、飲めます。
スルスルと飲めてしまうくらい美味しいのです!!
焼き立てをくださったので、超熱いのですが、それでも飲めます!!
私はここのたこ焼きの味をすみずみまで味わいたかったので、「ソース・マヨネーズ少なめ」でお願いしていました。
本当にちょうど良い具合にソースの味がして、生地の味もしっかりと感じられて、最高すぎました。。
熱々でも飲みたくなるくらい、ダシのきいた生地とタコがおいしいのです!!
このほかに翌朝の朝食もコンビニで買って……
あと、スキンケアセット丸々忘れてきたのと、保湿効果の高いスキンケア難民なので調査も兼ねて、セットをひとつ買いました!!
旅行っていろいろ楽しい~!
しっかり保湿したので今日は寝ます! おやすみなさい!!
松山旅行記2日目に続きます!
それじゃあ、また明日!!