接客業は卒業したよ! あけすけビッチかんどー日記!

接客業歴15年のかんどーが綴る、あけすけな日記。人生はチキンレースです。一歩引いた方が負け。たまに小説を書きます。お問い合わせはsaori0118ai2あっとまーくやふーめーるまで。

【接客・店舗運営】地方都市の飲食店はガンバっていると強く思う

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こんにちは! 貫洞です。
木曜の夜から日曜まで、新潟に行っていました。
今は東京に戻ってきているんですけど、新潟でものすごく感激したことがありました。

それは、飲食店がめちゃくちゃガンバっている、という事です。

東京で仕事をして、周辺地域に住んでいると、食生活としては
男性なら「朝は抜き、昼は松屋、夜は友達と居酒屋」だったり、
女性なら「朝はサブウェイ、昼はパスタで夜は軽めにサク飲み」だったり、
チェーン店を一日に一回は使っている気がします。
コンビニの昼食率も高いです。今のコンビニは美味しくなっているので、
レベルとしては、低価格帯のファミレス等チェーン店と同じくらいでしょう。


この「当たり前」が、新潟で食事をしてひっくり返りました。


よく、「地方は食事がおいしい」なんて言われますが、はっきり言って
信じていませんでした。ちょっと高めで美味しいお店があるんでしょ、
そのくらいに考えていました。

今回、新潟に出張をして、合計4回外食をしました。
すべて違うお店で食べたのですが、どこも個人経営の居酒屋さん、
昼はランチをやっている…という感じのお店です。

お料理の方向性こそ、イタリアン系、和食系、豚肉料理が得意…などと
すみわけができていますが、どのお店にも共通して言えるのが

・ファミレス並みにメニューが多い
・どのメニューもきちんと完成度が高い
・店内喫煙可のお店が多いが、なぜかタバコ臭くて嫌になる事は無い

想像ですが、どのお店も顧客を持っていて、その顧客を飽きさせない為に、
一生懸命メニューを増やして、なるべく多く通ってもらえるように努力
しているのだと思います。
休みの日にも、新メニュー開発などの努力を怠らない舞台裏が目に浮かびます。

店内喫煙可に関しても、人口がそこまで多くないから、喫煙者も非喫煙者も
両方受け入れなければ商売が成り立たないから、基本的に喫煙「可」にしておく。
でも、なるべく席と席を広めにあけたり、空調を工夫したり、
お客同士で無言の気遣いをして、お互いが嫌な思いをしないように喫煙をする。

東京では、喫煙席だと、「ここは吸っていいんだ!」とばかりに
隣の席の人がちょうど、食事が運ばれてきたタイミングであろうと、
好きな方向に「フゥーッ」と煙を吐き出す方がいますが、そういう方はいませんでした。

周りをちらっと見て、まさに食事中、という方が隣にいる時は控える、
煙の方向を少し気にしている、そんな印象を受けました。



たまたま行ったお店がそうだったのかもしれませんが、4日間を通して、
飲食店では快適に過ごさせて頂きました。
接客レベルもすごく高くて、自然な笑顔の店員さんが多かったのが印象的でした。
こちらが話しかけた時にも、「自分の言葉で」答えてくれました。

東京のファミレスでは「少々お待ちください」という言葉が咲き乱れていますが、
新潟では、「はい、ではお待ちくださ~い」であったり
「少々お待たせしますが、美味しく焼いてきますので、ごゆっくりおくつろぎください」でした。


違うな~!


唯一気になったのは、忙しい時のスタッフの動き、オペレーション、
これは都心のチェーン店に軍配あり。
新人スタッフが入ってきても、仕組みの中で動かせている&役割分担がしっかりしているから、見苦しい部分(新人スタッフが怒られているとか)は表に見せない。

でも、そういうのも含めて地元色が出ていて楽しかったです。


結論
やっぱりわたし、田舎に住みたいな(爆)