こんにちは。仕事は接客業、趣味はランニングと読書の貫洞です。
昨日は成田空港での一幕を書きました。
今、フィンランドの首都ヘルシンキに来ています。
旅ブログ1日目、スタートです!
白夜だから22時近くまで明るい。空港からバスで30分ほどでヘルシンキ市内に到着! ホテルに荷物をポンと入れ、身軽になって市内散策! 最初の散策は地図を見ないで適当にすることにしました。
■適当に歩いていても歴史名所に行き当たる街
適当に歩いてたら着いた、ウスペンスキー教会。
後で調べたら、これは1862年に建設されたもの。当時はロシアの支配下だったため、ロシアの建築家が作った教会です。
地下には、第二次世界大戦の際の避難所として防空壕もあるそうです。日曜にミサが行われるとの事なので、日曜に再訪します。
中を見たらどんな気持ちになるだろうか。
ウスペンスキー寺院とそのまわりの公園を散策後もまだ街は明るかったです。屋台でベリーを買ったり、サーモンサンドイッチ買って食べたりカフェでコーヒー飲んだりしていました。
ベリーをつまみ食いしながら歩くの楽しい。残った分はお部屋にお持ち帰り。ビタミン補給じゃ! ブラックベリーです。ちょっとすっぱい。
どうでもいいけどBlackBerryのスマホ使ってみたかったです。qwertyキーがガツンとついてるアレが欲しかった。
■フィンランドの首都「ヘルシンキ」の第一印象
多分、ヘルシンキに滞在するのは便利だけど、フィンランドってここがすべてじゃないと思う。フィンランドの印象は、森とか湖とかのある郊外に行ってから書きたいと思います。もしかしたら好きな都市があって、次回はそこに滞在すべきかもしれない。
誤解を恐れずに表現すると、ヘルシンキって日本で言う「原宿・表参道」です。おしゃれなものがぎゅっと集まっているし聖堂なんかもあって確かに街としていいんだけど、まったくもって清潔ではないんです。
街中で歩きタバコ(男女比5:5)、ポイ捨てされた吸殻やゴミが転がる道、タトゥーを入れるのはファッションになっている若者。
しかしながらいたるところで音楽が聴こえてきたり(マリンバの演奏してる人たち)パフォーマンスしている人たちが人だかりを集めていたり、デパートは清潔で洗練されていたりします。(あくまで個人の、初日の感想です)
■物価が高い、携帯は日本と同じくらい、ノキアががんばってる
物価、めちゃ高いです…。1ユーロ138円で両替してきましたが、空港から市内まで30分のバスで6.5ユーロ、日本円にして千円近いです。タイでは空港から市内までのバス、100円しませんでした。
やっぱりアジアと北欧では全然違いますね。パンひとつ買うのも一大事です。でも、コーヒーは日本と同じくらいの価格で、とてもおいしい! すぐコーヒー飲んで休憩したくなっちゃうね。
携帯屋は日本と同じくらいの価格でした。正確に言うと日本の1.1倍くらい。iPhoneとXperia端末で比較しました。日本みたいに「実質○○円」の表示が無いからわかりやすいです。
iPhone、Galaxy、SONYまでが高級端末扱いで600~700ユーロ(8~9万円)くらい。格安端末はmicrosoft、NOKIAのwindousフォンが筆頭で150ユーロ(2万円)くらい。Galaxyの超型落ちが70ユーロ(9千円)で売ってたりもしました。
後でわかるんだけど、郊外住みの高齢の方などはお金のあるなしに関わらず、NOKIAフォンを選んでる人が多くいました。見てると電話だけに使っている感じ。
若い人は高級端末使ってましたね。イヤホンで歩きながら通話したりネット見たり。…と言っても、わたしが見たのは表通りにいる若い人だけ。もっと知りたいぞ。
最終日にユーロが残ってたら一台NOKIA端末買って帰るかもです。
この着メロ聴いたことないですか? ノキア独特の音! 映画とか海外ドラマとかで結構聴きますよね。これがほしいの!(←バカ)郊外ではこの着メロ生で聞けてときめいたよ。ちょっと聞いてみてください! 絶対聞いたことあるはず! 怖い映画とかでも鳴ってるから、ネガティブイメージがある音かも?
携帯からスマホへの移行期に時流に乗れなかったノキア。今はマイクロソフトと組んでwindows phone戦略のようです。windowsタブレットには未来があるから、ぜひがんばってほしいです。
アンドロイドやiPadで出来てない「仕事に使えるタブレット」、特にお店のレジ代わりになる用途や小規模店舗の売上管理ソフトとセットにして販売するとかの戦略で、もっと街を便利にしてほしい。これだけ素晴らしい技術が、街中でゲームやSNSやるために使われてるのはもったいないんだよね。観光産業が盛んなんだから、森を歩く時のガイドとして使ったって面白いと思う。(これも勝手なこと言ってます)
■サービスの 本質見たり フィンエアーバス(字余り)
話は空港に戻るんですけど、空港から市内へ行くバスに乗りました。フィンエアーバスという、ちょっと高級な感じのバスです。バスなのにVOLVO車でした。さすが。
バス停で、わたしの前に並んでたタイ人の男の子が「このバスはクレジットカードが使えるかな? まだユーロを持っていないんだ」と聞いてきたので「多分大丈夫なはずですよ」等話しながら乗りました。下調べしてきたんだけど、カード使えない場所はほぼ無いくらいカード社会ってことだったし。そんで乗車。タイ人の彼はカードでバス代を払うことに申し訳なさそうな態度でした。
男の子「すみませんが、クレジットカードでお願いします(英語)」
バス運転手「オーケー。今日は人がすごく多いね!」
男の子「あっ、ごめんなさい(カード払いで時間がかかっていることを詫びる)」
バス運転手「えっ? 違う違う、人が多いのはすごくいいことなんだ。悪いことじゃない。謝る必要なんてないんだよ」
こんな会話が聞こえてきました。忙しいのはうれしいこと。経済の基本を理解して仕事してないと言えない言葉です。口に出してぱっとこういうこと言えるのって、本心じゃないと無理。この人物事の本質見ながら仕事してるな、と思いました。
安全運転でヘルシンキ市内に到着すると、運転手さんはスーツケースの荷下ろしもすごい速さでがんばっていました。すごい数のスーツケースを真剣な表情で丁寧に下ろして行きます。
急いでいるとき、忙しい時に人の本質は出るといいます。国の窓口になるエアポートバスには、あのレベルのサービスが必要。わたしもあんなふうに仕事をしている姿をこれからサービス業界に来る人に見せたい。
バスの中はやさしい、おだやかな時間でした。
そういえば日本のリムジンバスもサービス良いんですよね。一度乗ってびっくりしました。力を入れるところはしっかり入れないと。
■余談
飛行機で10時間の直行便でやってきたフィンランド。飛行機内がつらいと、出だしが最悪になっちゃうんですけど、運が良かったです。
日本人女性の方と隣になりました。わたしより少し年上で、ヨーロッパなどへ精力的に出かける、細身だけどパワフルな女性でした。
「最初はツアーで参加して観光地をたくさん見ちゃうの。そのあと個人旅行で気に入った場所を再訪するのよ」
とのこと。今回はツアー参加とのことで、旅程を見せていただいたのですが、ヘルシンキではトランジット(乗り換え)だけで、すぐスペインに飛ぶとのこと。
ホテル着は23時予定で、明日は朝から観光地を回るそう。ツアーって結構体力いるんですよね。公休日とか無いし。(当たり前w)わたしは疲れたら翌日は市場とカフェだけ行ってゴロゴロしてることもあるので、ツアーは厳しいなと思いました…。すっごいハードな旅程で、寝る時間以外すべて観光! 体力がないと厳しそうです。バスツアーの場合はバスの中で寝られる人ならいけるかも。
フリーで行って、現地で半日観光のツアーに参加するのとかは良さそう。入場料とか込み込みで実はツアーの方が安いこともあるそうですし。
その方とのおしゃべりのおかげで、行きのフライトは10時間があっという間! ホントに良かった! 何時間もしゃべってた気がします。ホント楽しかったです。旅好きの人と話すのは楽しい~!
…という感じで、フィンランド初日の夜は更けてゆくのでした☆
まだ旅は始まったばかり☆これから楽しいことがたくさんありそうでワクワクします! ちょっと遠いけど来てよかった!
それじゃあ、また明日!
きれいな風景が多いから参加しちゃお!
今週のお題特別編「はてなブログ フォトコンテスト 2015夏」
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