接客業は卒業したよ! あけすけビッチかんどー日記!

接客業歴15年のかんどーが綴る、あけすけな日記。人生はチキンレースです。一歩引いた方が負け。たまに小説を書きます。お問い合わせはsaori0118ai2あっとまーくやふーめーるまで。

身を焼くような恋をしたことがありますか?








こんにちは。身を焼くような恋にあこがれる貫洞です。



わたしたちの日常は、様々なルールや暗黙の了解に守られています。それがあるから快適に生きていけるし、想像の範囲内でのハッピーやカワイイに包まれて生きることができる。「日常」をちょっと「非日常」にして楽しめるわけです。





そんな「日常」と真反対にあるもの、それは、不倫であったり、身を焼くような恋であったりする、とふと思いました。


結論から言っちゃうと、結婚してから不倫するとえらいことになるから、その前に身を焼くような恋しとけと思うわけです。独身のうちは、病気にならない程度で遊んどけ。三十路過ぎて、結婚もしてしまってから性欲を持て余すといろいろ大変。(自戒をこめて)





■ドラマ「昼顔」

先日、ものすごく遅ればせながら「昼顔」というドラマを一気に全部観たんです。登場人物の8割が不倫するドラマです。不倫なんてアホか、と思って観始めたんですが、これが美しい。なんというか、地獄の業火に身を賭す男女の情念が、息苦しいほどに伝わってきたのです。

既婚者としては、不倫をされた側の気持ちになって観てしまう場面も多かったですが、それにしても情念をあれだけ美しく描いてくれると、ひとつの物語として十分に楽しいし、吉瀬美智子がすごくキレイ。上戸彩たんも上手に主婦役やってます。

※わたしはテレビを持っていないので、作品が完全に終わってから全話まとめて知人宅で観させてもらいます。話題が古いのはご勘弁ください。

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ちなみにわたしは北村一輝さんが超好みです。心臓焦げるレベルで好き。なんであんなにワイルドでステキなの?   







さて、身を焼くような恋、したことありますか?



不倫である必要はなくて、ただ純粋にその恋に生活のすべて、今までの自分を全部捨てて突っ込んでいった…そんな経験はありますか?



わたしは若いころに何度か、突っ込んでいきました。ブレーキの壊れた車が公道を走っていました。わたしとおなじ道を走っていた男の人はアンラッキー。


若いころのわたしは(今もそうかもしれないけど)一瞬ぐわっと燃え盛って、すぐに消沈して「えっ?」と正気に戻る、救えないタイプです。恋愛の相手をとても困らせて苦しめます。付き合ってすぐのころは相手のどこを見ても好きだと思うのに、少し時間がたつと些細なことが気になってきちゃう。ものを食べるときの咀嚼音とか、つばを飲み込む音とか、くしゃみとか鼻をかむ音とか。

それらが許せなくなってきたころ、「潮時か…」と静かに身を引くのですが、相手はその頃やっと火がついているんです。烈火のごとく怒ります。でも、怒られても意味がわからない。わからないから喧嘩にもならない。相手は怒鳴っているがわたしはめんどくさそうにしているわけです。わたしにとって別れは、美しくもなんともない。ただただめんどくさいものでした。誰かと別れるたびに多大な労力を消費し、人生の時間を無駄にし、自分を嫌いになっていきました。



夫が、この連鎖を断ち切ってくれました。


夫は食べ方がとてもきれいなんです。咀嚼音なんてまず立てない。飲み込む音なども、立ててしまったら「ごめんなさい」ときれいな言葉で謝ってくれます。わたしは普段なら許せなくなってくる頃ですが、あまりにきれいな言葉できれいに謝られてしまうので、怒る気持ちが消えてしまうんです。

小さなことですが、こんなことで人をきらいにならずに済むのかと納得させられました。教養のある人は違うなーと思ったわけです。わたしなんて無知だから、夫にうまいことコントロールされてると思います。でもとても快適なのでそれでいいのです。


夫と出会って、身を焼くような恋だけが恋じゃないと知りました。
続けられることが素晴らしいということを知りました。







それでもわたしたちの心から、魔物が消えることはありません。


地獄の業火に身を焼くような恋は、いくつになってもこちらの隙を狙って手をこまねいている。魔物に身をまかせて快楽の道に堕ちていくのも人生。寸前のところで振り返って愛する人との約束を守るのも人生です。




魔物を召還するには一定以上の性欲が必要ですので、「あぶねーかも」と思う女性は官能小説買ってください。道具も一定水準以上のものを清潔にして常日頃から使うようにしてください。最初はノーマルな道具を使っていても、少しずつ刺激の大きなものに変えていくのがベター。オカズは二次元のキャラクターにしておくといつでも妄想できるので良いです。三次元の妄想から入ると、ホストクラブに行くようになったり出張ホスト頼むようになったりするので、二次元が一番いいです。

男性は風俗に足しげく通ってください。オキニの嬢に月1で会いに行くくらいがちょうどいいです。パートナーがいる人は、風俗店で体を洗ってもらうときに、局部以外石鹸使わないようにちゃんと言ってくださいね。



最後は性欲ライフハックみたいになっちゃった。



全然関係ないけど、アダルトグッズモニターの求人に応募して面接行ったら、思いっきりAVの面接だったことがありました。つくづくご縁があるなぁと思います。



それじゃあ、また明日!

しあわせな一人暮らしの記憶





こんにちは。仕事は接客業、趣味はランニングと読書の貫洞です。



注:今日はいつもの股のゆるい感じじゃないです。ものすごい個人的な思い出し備忘録。どこも縦読みになってないしクスッと笑える箇所もほぼないです。




ここから本文



その日わたしは朝から行きつけの美容院に行った。この美容師さんとはかれこれ4年のお付き合いになるけれど、わたしの性格をよく理解してくれて、それまで苦手だった美容院にいる時間が、この方に出会って楽しいものに変わった。この方は一度お店を変わったけど、わたしもくっついていった。だってその方に髪の毛やってほしいんだもん。可能ならずーっとやってほしい。


そのあと久しぶりにADHDの専門医のところへ行った。この専門医は変に人を薬漬けにすることもなく、かといって本当に眠れないときの薬を出し渋ることもしないので、かなりわたしの心に沿ってくれている。

入院させられそうになった感情豊かな20代から比べて性格が丸くなったのか、年に数回の受診で問題なく生活できてる。

 
 
それらすべてが終わって時計を見たらまだ14時だったので、映画でも観ようかと都心に足を向けた。
 
 
そしたら思い出した。


一人暮らししてたころのぽかんと空いた休日の過ごし方を。




わたしはハードボイルドな20代を生きて、やっと気持ちが落ち着いたのが30歳くらいだった。夫に出会う前の半年くらい、わたしは一人暮らしで恋人もなく、淡々と一人の状態を楽しんでいた時期があった。その頃の気持ちを思い出した。




都心で一人暮らし。仕事は週に3~4日。あとは副業をして生計を立てていた。

副業があるので、仕事が無い日でも夕方から3時間だけ副業とか、副業のための仕入れとか、ちょこちょこと外に出る日々だった。


たまに丸一日休みの日があると、都心に出るのではなく、あえて郊外に足を延ばして、イオンモールをぶらぶらするのが好きだった。よく行ったのは、南砂町のSUNAMO(スナモ)。お昼ごはんを家で食べてから午後に出かけていくことが多かった。

施設の名前こそスナモだけど、イオンも入っているし、複合ショッピングモールだから、郊外のイオンとほぼ同じ。一階にホームセンターや輸入食品のKALDIが入ってて、安くてかわいい帽子屋さんや靴屋さんが並ぶ。

2階に上がるとやっぱり安くていい感じのお洋服屋さんが軒を連ねてて、アクセサリーやパワーストーンなんかもあった。ユニクロもあったから洋服や下着はほとんどここで買った。

3階に上がると大好きな本屋さん。大型書店だから行くと2時間くらいいることもあった。新刊チェックして、読みたそうな本を絞り込んで、ちょっと立ち読みして、買う本を決めて帰る。その足でゲームセンターをひやかして、特になにもしないでフードコートに行く。

フードコートで何か食べることもあれば、食べないこともある。8割方、食べないで帰ってた。そのまま1階に戻る。KALDIで甘いコーヒーの試飲をもらって飲む。


1階のホームセンターで犬や猫や熱帯魚をずーっと眺めて、それから掃除道具や入浴剤をたっぷり買う。入浴剤はふだん使いのやつとたまの贅沢用に分けて買う。トイレの芳香剤もこだわって好きなのを買う。掃除道具はとにかく床をピカピカにしたかったから、クイックルワイパーのワックスタイプとウェットタイプを2つくらいずつ買いためた。お手洗いをピカピカに磨くためのトイレクイックルも買う。


それらの買い物が終わると、隣接しているイオンスーパーで焼き立てのパンを買ったり、お惣菜を買って帰路につく。


両手は荷物でいっぱい。「この荷物は、わたしが生きるために必要なもの。重いのはわたしが生きているあかし」そんな風に思ってた。少し贅沢な買い物をして、1日で1万円くらい使っちゃうこともあったけど、ここで買い物をするのは月に1度だからあまり気にしないで使ってた。


帰宅すると冷蔵庫にしまうものをしまって、それぞれのモノをそれぞれの定位置に置き、ランニングウエアに着替える。3時間くらい買い物していたけど、まだ夕方で外は明るい。身軽になって走りに出るのが常だった。


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1時間ちょっとかけて、10キロを走る。公園の周りを走るので緑が多くて気持ちがいい。気が向くと歴史名所のある場所へ走って行った。日が沈むころ、汗ばむ体で帰宅する。

お風呂にお湯を張る。ぜいたくな方の入浴剤を入れる。いい香りの入浴剤が、ちいさなアパートの部屋中をいい香りで満たしていく。隣人がドアを開けて帰宅したのが音でわかる。集合住宅は壁が薄いのが嫌だというけれど、わたしはあまり苦にならなかった。完全防音の部屋だったら、むしろ怖かったかもしれない。わたしは自分の部屋が好きだった。


本を読みながらゆっくりお風呂に入り、簡単に夕飯を食べて、また本を読む。家にはテレビを置いていないから、無音。ピカピカの床にじかに座って、壁に背をつけて座って読む。


夜がおちてきた窓の外を見る。


そうやって一日が、おわる。




あの一人暮らしの独特の時間の流れは、わたしの宝物のひとつだ。人生で幸せな時間を思い出すとき、わたしはあの都心のアパートでの時間を思い出す。少し老けたことでめんどくさい女のいざこざから逃れ、見た目に対する依存からも抜け出て、やっと普通に生きることができるようになった瞬間だった。

誰にも依存していなくて、誰もいなくても生きていけた。仕事は自分で時流を読んで見つけていた。需要が高いところに自分の得意なことをぶつけていけば、労力は少なくてもそこそこの高時給がもらえることをわたしは知っていた。わたしは週3~4日しか働かずに都心で一人暮らしができるくらいには、世の中のことをわかり始めていた。



今、わたしは夫と生きている。夫と暮らして、一緒にお風呂に入って、ささやかな幸せを積み重ねている。これを絶対に失いたくない。手放したくない幸せだ。


ときどきわたしは、あの都心のアパートで一人暮らしをしていた時間を思い出す。もしもわたしが一人で生きていかなくてはならなくなった時に、人に言えないような暮らしをしたくない。一人でも、何物にも依存せずにしっかりと生きていきたい。(そういえばあの一人暮らしの時期は自慰もほとんどしなかった。精神状態が神がかっていた)


適度に仕事して、適度に走って、少しの友達とたまに会って、好きな食べ物を少しだけ食べたい。




 
翻って、そんな思いにふけっていた水曜のことだが、結局この日映画は観なかった。池袋で喜多方ラーメンを食べて帰宅した。
 
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思い出し日記でした。


それじゃあ、また明日!



☆今日の過去記事☆

 

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新車を納車の日にぶつけられてしまった話





こんにちは。仕事は接客業、趣味はランニングと読書の貫洞です。


先日、こちらの記事を読みました。

daisuke-tsuchiya.hatenablog.com


駐車場で隣の車が勢いよくドアを開けてしまい、自分の車に傷が…という衝撃エピソードです。ぶつけた側の人の態度に、とても腹が立ちました。

車に傷がついても平気な人もいるのかもしれませんが、わたしは自分の車に傷なんて付けられたら泣くし怒ります。この記事を読んで、ある出来事を思い出しました。



わたしが新車を買ったときのことです。

新車納車の思い出

 

 

いつかブログにも書きましたが、わたしは車が好きで、数年前に人生初の新車を買いました。

 

keisolutions.hatenablog.com

 


この車が人生初のマイカーです。夢にまで見たマイカー。選びに選んだマイカー。名前まで付けて、納車の日を楽しみにしていました。


そして納車の日、わたしは丁寧に車をディーラーから自宅まで運転していました。すると、片側一車線のいわゆる一般道で、後ろの車が「コツン」とぶつけてきたのです! 運転歴の浅いわたしは軽くパニック。車も脳も停止してしまいました。


幸い夫が同乗していたので、夫が車から降りて、ぶつけた人の車にずんずんと歩いて行って、まず目の前にあるコンビニの駐車場に入れて、そこで話そう。という流れに。



ぶつけてきた相手は控えめに言ってヤンキー。しかも複数名。運転してた人こそ女の人だったけど、そこそこの雰囲気を持った方々でした。コンビニの駐車場でわたしが降りた瞬間、ぶつけてきた車の持ち主はすごいことを言ってきました。


「あのさぁ、アタシ時間ないんだよね。(わたしの車をチラっと見て)修理代、今現金で払うわ。それでやってくんない? 20万あればお釣り来るでしょ?」

目の前に20万円が差し出されます。わたしは受け取りませんでした。たぶんこの場で500万出されても受け取らなかったと思います。相手は続けます。

「何? 足りないの? ちっちゃい車なんだからそんなかかんないでしょ? まあいいや、急いでるから40万渡すわ。これでいい? おつり来るよ」


わたしは夫に「この人が逃げないように立ってて。あと車両番号メモして」と伝え、すぐにコンビニの店員さんを呼びにいきました。大声で、

「すみませーーーん! 車をぶつけられてしまったので停めてていいですか? あと、警察を呼んでいただきたいのですが! 事故です事故!」

と言いました。新車を納車の日にぶつけられただけで腹立ってるのに、こんな適当な態度で謝罪もなく、お金だけ渡してくるなんて許せません。保険でもなんでも使って、大事な約束など遅れてしまえと思いました。でも怖かったので、首筋に手を当てながら戻りました。


「あの、これ、今日買ったばかりの新車なんです。体に衝撃があったので警察呼ばせていただきました。ぶつけたのはあなたですから、警察来るまでいてください。あと、現金いりません。保険屋さんに、新車返してもらえないか確認したいんですよ。新車買いなおすのがわたしの希望なんで、それでは足りないですから」


と伝えました。ぶつけた相手は本当に急いでいたようで、しきりにどこかへ電話をかけて、少し遅れる、という電話をしていました。逃げないように犯人の車と道路の間に立ってました。


相手から謝罪の言葉はありませんでした。

10分くらいで警察が来ました。


かくかくしかじか、と説明し、犯人の身元も警察がしっかり控え、あとは先方の保険屋とディーラーをまじえてのやり取りになりそうということで、話の主導権を夫にバトンタッチ。相手には、体裁を整えるくらいでいいから軽く頭を下げるくらいのことはしてほしかったです。


 


かくしてわたしの新車は、納車の日にそのままディーラーに戻っていってしまったのです。。。



結局乗れたのはそれから1か月後でした。




そのときはショックでしたけど、実はその事故がきっかけで世界が開けたんです。



わたしはその事故で気持ちがすさみ、やけくそになっていました。それで、勢いでその時読んでいたwebニュースのメディアに「御社メディアで文章書いてみたいです」とメールを送りました。もうほんと勢い。ふだんのわたしなら、人前に出す文章も書いたことないのにwebメディアにメールとか、まずできない。

返事はすぐに来ました。


「一度お会いして話せますか?」


かくして、人に見せる文章を書いたこともないわたしが、webメディア内のコンテンツで記事書くようになりました。人生何があるかわからないものです。このことをきっかけに、ちょっとでも書けそうなチャンスがあればとにかく書きました。コラムも書いたしwebライター募集を片っ端から見て応募しました。


それらの経験は、とてもエキサイティングでした。人と比べられるのがつらいこともあったけど、何があろうととにかく書いた。義務感で書いた日もあったし、泣きながら書いた日もあった。でもいつかきっとこの経験が役に立つと信じて毎日毎日書いた。



そしてある日「なんでこんな記事書いてんだろ…こんなの本音じゃない」と気づいて、そこから完全に書かなくなりました。


その後、こうしてブログを書くようになるまで、しばらく時間がかかりました。ブログを順調に更新するようになるまでにも、時間がかかりました。今はやっと毎日更新の軌道にのった感じです。もちろんこのブログもゴールじゃない。今は順調に毎日の筋トレを続けてるだけ。

 

だけどこの流れのスタートは、あの日車ぶつけられたこと。



あれが無かったら、spotlightライターもやってない。今のブログもたぶん無い。



新車のときにぶつけられてしまって、とてもかわいそうだったけれど、今でも元気に走ってくれているわたしのイプシロン。あらゆる意味でわたしを新しい世界に連れて行ってくれるイプシロン。


わたしの下手な運転でも、事故ひとつ起こさずに走ってくれてありがとう。ほんとはデリケートなイタリアの子なのに、丈夫に走ってくれてありがとう。


かわいいよ。イプシロン。


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それじゃあ、また明日!



☆今日の過去記事☆

 

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おへそのゴマを取りすぎて大変なことになった話




痛くてちょっときわどいことを書きます。お食事中の方は読むのをお控えください。



わたし、体に余分なものがあるのが嫌なんですよ。もうこれは感性というか性質だと思う。余分な贅肉も嫌だし、長すぎる髪の毛も嫌。爪が長いのなんて絶対に嫌。常に深爪だし、耳掃除はやりすぎっていうレベルでやる。


鼻の毛穴につまった汚れを落とすパックにハマりすぎて、鼻が取れるんじゃないかと思うくらいバシバシ角栓を取ってた時期もあった。気持ちいいから。爪を切るのも気持ちいいから切るのだし、鼻の角栓も同じこと。




でも、おへそのゴマだけは取りすぎちゃいけない。






その日は風邪気味で、体調が悪いまま夜を迎えたから、夫にお願いして寝室に一人で寝させてもらってた。広いベッドに自分一人で、寝返りをうったりゴロゴロゴロと転がったりして、夫に怒られないのをいいことにずっとスマホをいじったりしていた。(夫がいると一定時間で取り上げられて「もう寝なされ」と言われる)


スマホに飽きてうとうとと眠る。浅い眠りから目が覚める。何かしたいとムラムラしてくる。でも周期的にソッチじゃない。道具を使って遊びたい気分じゃなかった。それで、自分のからだを頭から足のつま先までひととおりタッチしてみた。何かできることはないかって探ってみた。



そうしたら、からだの中心に穴が開いてることを思い出した。その穴は生まれてくるとき以外めったに使わないし、メンテナンスをする必要も特にない。



穴に触れると「ふにょっ」とした感覚とともに、汚れが付いている独特のざらっとした手触りがあった。顔やからだでも、あかすりをする前の肌ってざらっとしているでしょ? あの感じ。わたしはこれ見つけたりとその穴に指を入れた。穴の中はいくつかのひだがあって、ひだをひとつずつこすりあげると、少しずつだけど汚れが取れる実感があった。その感覚がきもちよくて、少しこすっては別のひだをこすり、また少しこすっては別のひだへと移っていった。


すべてのひだをこすり終えたとき、もうたまらなくなって、禁断の「穴の奥」に指を入れた。第一関節のはんぶんくらいがからだのなかに飲み込まれていって、穴の奥をこすると体の中と外の境目のところからぽろ、ぽろ、と汚れが取れた。多分これがゴマって呼ばれてるんだと思った。んっふう……なんかもうどうしようもなく気持ちがよかった…。自慰と同じかそれ以上の快感がそこにはあった。イッたあとの顔になってたと思う。


その穴から余分なものがすべて取れたとき、禁断の「行為のあとの指のにおいをかぐ」という行為へと移った。そのにおいは、初めてうしろの穴を使って遊んだときと同じにおいだった。一瞬で現実に引き戻されて、わたしは手を洗いに洗面所に行った。

 

 




目覚めると、おなかがとても痛かった。尿意をがまんしているような、腹筋をたくさんしたあとの筋肉痛のような、笑うとおなかが痛いような、からだをまっすぐにしているとおなかが痛いような、もうお腹をかかえてうずくまるしかないような痛みだった。


眠る前にさんざんもてあそんだ穴をみると、ジトっと変な色の液体が出てしまっていた。液体の色は、限りなくオレンジに近い黄色。


限りなくオレンジに近い黄色の液体が、ジュッと穴から滲み出て、一部のオレンジは空気にふれたことによってざらざらと汚らしく固まっているのを見たとき、ものすごく不安になった。

 

ネットで調べたら、化膿して手術をしなければならなくなった人もいるようだった。





その日は仕事にならなかった。立ってても座ってても、とにかくおなかが痛くて痛くて仕方がなかった。帰宅して夫に事情を説明すると、「おめはバカか」と一蹴された。わたしの手からスマホを取り上げ、「寝なされ!」と言った。


化膿するんじゃないかと不安だったけど、幸い翌朝にはオレンジの液体は消えてた。


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わたしはまたしばらくその穴のことを忘れて暮らすだろう。そうしてふと思い出したようにまた穴のザラッとした手触りが気になって穴のひだをこすり、こすっているうちに高まってきて、ついには穴の中へ指を入れてしまうのだと思う。



だけど、あんなにお腹が痛くなるのなら、もう指を入れるのはやめよう。ひだを少しこするだけにしておこう。そんな風に思った。






それじゃあ、また明日!



☆今日の過去記事☆

 

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…アウトかな?

 



PMSは書く文章にも影響するのか? ブログを使って検証するテスト

 




こんにちは。PMS(月経前症候群)、ひどいときはPMDD(月経前不快気分障害)レベルで生理前がつらい貫洞です。




ちなみに今はその時期じゃないです。この記事も暗くないです。今日はちょっとテストしたくて。



今月はブログ書き下ろし期間(ストックを使わずに毎日リアルタイムで書いてる期間)が生理前と生理後まで続いたので、PMSは書く文章にも影響するのかを検証してみたいと思います。ソースはわたし。

小説サイトのこともあるし、知っておいたほうが良さそうだなと思いまして。


男性の方も、忙しいとき、落ち込んでいるときの文章と、ノッているときの文章比べてみても面白いかもしれません。





さっそく、生理3日前の記事

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なんか変な意味での食欲発揮してます。。生理前に無性に甘いものが食べたくなるといいますが、わたしは胃腸を壊して「物理的に食べられない」ので栄養価の高い虫が食べたくなったと考えれば合点がいきます。。

たとえ話はしているけど、笑いの方向が一切無いですね。無視とかムシムシとか、笑いを入れようと思えばいつでも入れられたのに、全然ないところが生理前特有の余裕の無さを感じます。この日は帰宅後、夫と一緒にいたくなくて自室にこもりきりでした。
 



生理2日前 

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この日に魔物と目があったのは、PMSと無関係と思えないな。。生理前って「なにもかもどーでもよくなる」んですよね。。会社やめたくなったり、20代の頃は実際にそれで辞めてしまったこともありました。女性はつらいのよ←

そして余裕が無い感じ。そつなく謝罪してるけど、ふだんのわたしだったらもうちょっとその状態を楽しんだと思う。やっぱり自宅で夫とほとんど話さない一日でした。



生理1日前 

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ストックしてあるひとことネタ(自分でタイトルだけ書いてある)からひとつ選んで、良くも悪くもやっつけで更新。しかし起承転結、エピソード盛り込みなどは軽くメモに書いてから書き始めたのできちんとまとめられた。生理前は自分のことを振り返って書くよりも、何かテーマを決めて書くのがいいのかも。(変な方向にそれないように下書きをした上で)

ダジャレや笑いは皆無。写真の選び方が必死感満載。もっと遊べばいいのにと今では思う記事。ビジネスニュースじゃないっつーの。。この日も夫とは話さず



生理1日目※ここから生理開始、精神安定 

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ちょっと楽しい感じになってる。。ネタ的にマンガの1コマを差し込むのは、子どもの心を取り戻している証拠です。寝室でだけですが夫とも少し話をしました。



生理2日目

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イベントレポ。その日のうちにまとめたわりにはよくまとまってる。ピル飲んでるから生理が軽いので、長時間の外出も難なくできる。夫が迎えに来てくれなくてもイライラしなかったです。帰宅してからやけにテンションが高く、夫一人を目の前に座らせてセミナーごっこを一時間くらいやりました。



生理3日目 

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この日は2記事更新。このあと何日か、1日で2記事更新する日が続く。更新しなくても何記事かストックを作った。書いていて楽しい。これから先のことを想像するのが楽しい。

「最近夢中で読んでるブログ」は、ネタとしてはずっと持っていたんですが、いつ出すかがなかなか決断できませんでした。。この記事はわたしなりに「互助会」に対する答えを書いているつもりです。面白いものを読んで、面白かったらリアクションする、それがすべてだというわたしの考えをしのばせて書きました。

スーパーへ行った帰り道、生きるよろこびが我慢できずに奇声をあげ、夫に「離れて歩け」と言われました。猿の声、鳥の声、歓喜の歌などを延々と発していました。





しかし、たまには自分の記事を振り返って書くのも面白いですね。


「自分的におすすめの記事!」みたいな記事をひとつ作っているかたを見たことがありますが、わたしは生理前・生理後の振り返りで今後もたまに振り返ろうかなと思います。


とりあえず、生理前は書くことに対してもほとんど使い物にならんことが明確になりました。。ストックしてあるネタに肉付けして、余裕の無い感じで仕上げるのが精一杯ということです。



全然関係ないですが、夫に寄稿してもらうのがわたしの夢です。なんて言ったらこのブログに文章書いてくれるでしょうね? 


それじゃあ、また明日!



☆急募! わたしの会社で求人しています! お仕事してくださる方はぜひ☆

 

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勝田台コールセンターでのオペレーター【2名急募】 | ケイ・ソリューションズ株式会社

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LCCを乗りこなせ! 手荷物検査を通過するチェックリストを作ったよ!




こんにちは。仕事は接客業、趣味はランニングの貫洞です。



わたしは池袋のジュンク堂に行くと必ず入り浸るコーナーがあります。それは、旅の本が置いてあるコーナーです。中でも「地球の歩き方」は地図が読みやすく、名所と危ないところがしっかり押さえてあるので、「ふらっと行ってあとはフリープラン」などというわたしのような無計画者にもやさしい本です。


パラパラと「地球の歩き方」をめくりながら「次はココ行こうかな」と決めることもあります。旅は気まぐれ、地球儀回して行き先決めたっていいのさ。



それで、わたしは移動や宿泊にお金をかけるより、長く行きたい派です。だから飛行機はほぼLCC。ジェットスターやエアアジアを使います。(他のLCCも乗ってみたいけど、航空会社によって決まりが違うから、ある程度慣れてるこの2社を使ってます)





LCCで気を付けること


さんざん言われていることですが、LCCはローコストキャリアの略です。コストを抑える分、発着時間が遅れたり、サービスが行き届かないことは承知の上で乗ってね、という乗り物です。無理な乗り継ぎや、少しでも遅れたら現地での移動手段が無い時間帯の飛行機を選ぶのは避けましょう。過去、乗り継ぎが間に合わなかった事例は枚挙にいとまがありません。

また、荷物を預けるのに別料金がかかるので(重さによるけどスーツケース一つ預けるのに2~3千円余分にかかる)、可能なら機内持ち込み荷物一つとパソコンケース一つにまとめて、身軽な旅をした方がLCCの安さ、魅力を最大限享受できます。

※LCCでない普通の航空会社の場合、スーツケースの預け入れも料金に含まれているので、そういう場合は大きめのスーツケースをすっからかんで持って行って、帰りにお土産ガッツリ買って帰ります。フィンランド行った時はそんな感じにしました。フィンランドに行く場合はLCC無いんだよね。。


さて、一口にLCCと言っても航空会社によって少しずつ変わりますが、ざっくり、機内持ち込みの荷物は7kgまでと決められています。7kgなんて、ちょっと詰めたらすぐ越えちゃいます。

 

荷物の重量は、ビジネスホテルならほとんど秤を置いてますし、空港内にも必ずありますので、f必要無くてもはかってみましょう!   重さを感覚で覚えられるはずです。

 



参考までに以前わたしがタイに行ったときの手荷物の量を写真でお伝えします。(7泊8日の旅の荷物です)


左側のビニールが着替え2日分+水着、真ん中のポーチが化粧品と薬、隣のビニールがメイク落としや化粧水などの液体をまとめたもの(液体一つにつき100ml以内のみ持ち込み可、このビニールはジップロック状になっていないとダメ)、一番右がガイドブックと電卓、名刺入れです。

注:液体持ち込みについて
カウンターで預ける荷物と違って、機内持ち込みの手荷物は目の前で厳しくチェックされます。メイク落としの瓶が100mlを超えていてもストップがかかるし、ヘアワックスも「液体」とみなされます。これらすべての「液体」を40cm四方以内のジップロックに入れていないと持ち込めません

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上記の荷物で約5kgでした。バッグ自体の重さもあるので、5kgなんてあっという間です。これを白い旅行バッグにつめます。お気に入りの、ムーミンの旅行バッグです!

写真右側が白いムーミンバッグ。いわゆる「機内持ち込み荷物」とカウントされます。カラフルなリュックが「パソコン用バッグ」という扱いになります。カラフルなリュックは、飛行機の乗り降りの際にはパソコンだけを入れて荷物チェックを通過させます。

※荷物は、パソコンを入れても7kg以内に収めておきます。パソコンは約1kgとカウントしておくとちょうどいいです

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現地に着いたらカラフルなリュックからパソコンを取り出して、「現地で身に着けるリュック」として活用します。現地では荷物は極力軽く、リュックにスマホと海外用のお財布、デジカメの3つだけを持って歩きます。(暑い国の場合は常にペットボトルのお水を持ち歩くことも徹底。




引っかかると大変! 常備薬の機内持ち込みについて



そして、意外と知られていないのですが、お薬の中には「この国には絶対に持ち込めない」などのルールがあります。市販されているバファリンや風邪薬、胃薬はほぼ問題ありませんが、処方薬であったり、バラしてピルケースに入れている場合は、何の薬なのかを説明する必要があります。

出国の時は日本語で説明できますが、帰国の時は渡航した国の言語もしくは英語で説明しなければなりません。わたしも何度か聞かれましたが、単語で大丈夫です。

catch cold(風邪) とか stomachache(胃痛) とか car sickness(乗り物酔い) 
と単語でポンと言うだけで「OK」がほとんどです。変に文法にこだわらず、単語をきっちり覚えていきます。


あとは、これは該当する方は少ないかもしれないのですが、向精神薬の中に、絶対に持ち込めない種類の薬があります。ちょっとびっくりしたのですが、寝つきが悪いときにもらっていた薬の中に一つ、だめな薬がありました。サイレースという薬です。これは空港で没収されてしまうようです。(今は処方されていませんし、飲んでないですが、間違えて持っていかないよう厳重に分けました)


また、わたしは万一癇癪をおこしてしまったときに飲むように…とかかりつけの医師からもらっている薬があります。医師に相談したら、「どれも海外へ持って行って大丈夫な薬だけど、万一のことがあるから診断書もしくは僕の名刺を持って行った方がいい」とのことでした。

医師は、名刺に直筆でわたしの持って行く薬の名前を書いてくれました。英語で「○○と○○、これはわたしが処方しました。彼女が発作を起こしたときにだけ飲む薬です」と一筆書いてくれてました。面倒なことになったら先生が英語で対応するから、その場で名刺の番号に電話をしろ、話をつけてあげる、と言ってくださいました。(この先生は発達障害専門医のため、ちょっと特殊です。最悪の時を診ているためか、わたしに対して注意深く接してくれてます)

 

翻って、軽い睡眠薬だし大丈夫だろう…などと判断せず、海外へ持って行く薬については細かく調べてください。上記のサイレースだけでなく、リタリンやサノレックスなど、成分が違法薬物に近い薬は持ち込めないどころか、誤って手荷物検査を通過してしまい、現地で見つかってしまった場合、最悪、裁判にかけられたり、二度と入国できなくなってしまう処分になることもあるようです。自分の薬は大丈夫か、事前に医師に確認しましょう。




お土産



最後にお土産です。行きは上記のように荷物をなるべく軽くすればよいのですが、帰りは名残惜しくなって、空港でお土産を買ってしまうこともあると思います。箱のおみやげをたくさん買ったら手荷物が合計3つになってしまって、機内持ち込みを断られている人を何度も見かけました。(バックパックの中に無理やり詰め込むか、追加料金払って預け入れしてました)


お土産を買う場合は、あらかじめ手荷物のカバンに入れられるようスペースを空けておくことをおすすめします。EMSで送る手もありますが、おすすめできません。

わたしは以前帰りの飛行機に乗る前に、着替えとお土産をEMS(国際郵便)で約4,000円かけて送ったことがありました。しかし、麻薬などの密輸に使っていないか、執拗にお菓子の形状が変わるくらいに検品されたらしく、トムヤムクン味のプリッツはボッキボキに折られてました。袋は開けられていなかったですが、とても悲しかったです。


衣類も同様で、販売目的でEMSに紛れ込ませていないか厳しいチェックがあります。最悪、税金を取られることもあるそうです。実際に自分の着ていた着替えのみを送る場合は used clothes と書いておくだけでも少し効果があると思います。Vintage は高級品を指す言葉だから絶対書いちゃだめです。転売目的と思われます。普段着ている洋服が高級な人は、そもそも別料金の受託手荷物で持ち帰った方が安上りかもしれません。


もうEMSは使わないと思います。国をまたいで荷物を送る経験もしたので、今後は帰りも荷物を極限まで減らすのみです。




チェックリスト



では、ここまでの情報を整理してチェックリストにします。(もうすぐタイに行くので自分で使うチェックリストでもあります)


手荷物についてのチェックリスト

□荷物は全部で7kg以内にまとめた
□荷物はパソコン入れと手荷物で合計2つ以内にまとめた
□荷物の大きさは56cm×34cm×23cm以内だ
□荷物には液体は入っていない(もしくは規定のビニールにきちんと入れた)
□薬は何の薬かを英語で説明できるように準備した
□処方薬は医師の診断書をもらって準備した
□おみやげを買う場合、手荷物の重量に余裕を持っている
□おみやげは手荷物のカバンに入るだけしか買えないことを理解している
□自分の荷物について何か聞かれても英語で答えられるように準備してある



入出国(イミグレーション)についてのチェックリスト

□飛行機の中で入国審査用のカードを書けるよう、ボールペンを携帯しておく
□行きと帰りの飛行機のチケットをすぐに見せられるように準備してある
□webチケットの場合はスクリーンショットを撮って写真として保存してある
□なんというホテルに何泊するのかを英語で言える
□観光目的なら、sightseeingという単語を頭に焼き付けておく
□国によってはイミグレがすごく混む 現地での移動時間に余裕を持つ




こんな感じですね!

わたしもそろそろ、11月のタイ行きに向けて準備します。前回webチケットを印刷しておかなくて焦った(空港のwi-fiにつないで何とかスクリーンショット取って事なきを得た)ので、今回はすべて印刷して持って行こうと思います。意外と何かしら抜けちゃうんですよね。



お願い
ブログを読んでくださっている方で、バンコク・チェンマイにお友達がいる方がいらっしゃったら、ご紹介いただけるとうれしいです。





…さて、自分で考えた「お題」に沿って更新するというなかなか厳しい3日間でしたが、そんなにお題に縛られることなく、結構楽しく更新できました!

自分に無茶ぶりした3日前の記事 

keisolutions.hatenablog.com




明日からはまた、その場の思い付きやストック記事からのインスピレーションで自由に更新していきます! 11月の前半は旅ブログになりそうです。



長文にお付き合いいただき、ありがとうございました!


それじゃあ、また明日!
 

「自分、人見知りなんで」




こんにちは。仕事は接客業、趣味はランニングと読書の貫洞です。



突然ですが、初対面の人とうまく話せますか?


わたしはまったくダメです。。当初は会社の面接も担当していたのですが、わたしが緊張しすぎてしまって、面接の役目を果たさないので担当を外されたレベルでダメです。よってうちの会社、社長面接は採用後です。(しかもその時ですら緊張してうまく話せず、1年くらい経った頃にやっとふざけたりできる親密さになります)


でも、別に生きづらいとかは特になく、むしろ「初対面の人とはうまく話せない」と割り切ってからの方が全然、人生が楽しいです。




■自分を偽っていた頃

わたしは、20代後半からしばらくの間、飛び込み営業をしていました。その時、仕事であれば初対面の人とでもしっかり話せたので、「自分は人見知りをしない」と決めつけてしまったのです。人見知りをしないから、交流会も行けるし、いろんな人と会う場所でも大丈夫。知らない人が来る飲み会も平気。

でも、実はちっともそんなことはなくて、お客さんと話す「接客対人スキル」が少し上がっていたというだけの話で、プライベートな状態でのいわゆる「性格」は内向的なままだったのです。

休日や仕事後にもたくさんの人と会う生活をしばらく続けているうちに、すべてがFに 嫌になってしまったのです。





■健さん


関係ないけどわたしは高倉健さんが大好きです。


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「不器用ですから」

という健さんの名台詞があります。最近では「自分、不器用なんで」とか少しずつ形を変えていますが、「不器用」という言葉のうしろに優しさや頑固さ、人が持つかわいらしさを備えるきっかけとなった名台詞だと思います。健さんは炭鉱夫をやっても居酒屋をやっても鉄道員やってもかっこよす。


健さんの映画を観ていて、作品は違えど、どこか不器用でまっすぐで、だけど男らしいまっすぐな生き方が貫かれていると思います。

ジェンダー論争においては徹頭徹尾「男女平等」のポジションを取るわたしですが、健さんを知ってほんの少し、頬がゆるみました。昭和の男のかっこよさみたいなものが、やっと理解できたんです。健さんになら守られたいです。




■自分、人見知りなんで

さておき、「自分は人見知りをしない」という決めつけを、ある時やめました。自己紹介をするときや、自分のことを語るときに、無理せず

「わたし、人見知りなんで」

と言うようになったのです。まあ実際初対面だとあんまり話せない(知ってる人とだけ話して、知らない人とはほとんど話さなかったりする)ので、行動と言動が一致してきました。



すると、初対面の印象がイマイチであっても、そのあと時間をかけて仲良くなれる人が何人かできてきました。そういう人は、

「初めて会ったとき、貫洞さん冷たかった」
「最初はなんも話さなかったよね!」

と後からネタにしてくれます。初対面で無理にガーっと話していた頃より、人見知りなんで最初からあまり話せません! と割り切ってからの方が、本当の意味で人と関われるようになりました。


それに、初対面で頑張っていい顔をしてしまうと、二度目以降のハードルが上がってしまいます。

「あれ?   元気な人だと思ってたのに…」

よくこんなことを言われました。仕事でご一緒して、接客している姿だけを見て「明るい人」のレッテルを貼られ、飲み会に誘われるも、酒は飲まないタバコは吸わない、苦虫噛み潰した帰りたそうな顔のわたしを見てびっくりした人もいたようです。


ある時の飲み会で、そこそこ仲良くなった携帯ショップスタッフさんから

「貫洞さん帰りたそうな顔してますよ・笑」

とみんなの前で言われて、あっ、ばれたー!  と笑えたのが転機でした。その頃からです、無理しなくなったのは。以来飲み会は、気を張らず、無理をせずに付き合える人としか行かなくしました。お酒も飲まないし、わざわざ自分の評価を下げるために出かけていきたくないです。




◼︎まとめ   接客スキルと対人スキルは別物!
 
接客で話上手に見えても、それ「台詞」だから。役者さんだって舞台の上でおしゃべりでも、プライベートでは無口な人いますから。接客業も、話さないと仕事にならないから台詞を相手に合わせて言い換えたり、伝わりやすくフィルターかけているだけ。「話好き」「話上手」とは全く異なります。

接客業をしているから、営業をしているから、また役者をやっているから「社交的でなければならない」「人見知りをしてはならない」ということはありません。仕事は仕事、性格は性格で受け入れていいと思います。内気だけど舞台の上では別の人格になれる、素敵じゃないですか。


自分を追いつめず、また、人の性格を断定することなく、ゆるやかな人付き合いができたらええなと思とります。
 



今日のブログはおととい書いたネタ出しの記事にのっとって、もともと決めてあったネタにもとづいて書いてます。今日で2日目、明日でおわりだよ。

keisolutions.hatenablog.com

 

ネタがあって、この日はこれを書く! って決めているとちょっとドキドキします。そのネタを書きたい気分じゃないこともありますけど、その日はそれを書かなきゃいけないんですから。でもなんか「やり切った感」があっていいですね、こういうの。


 
それじゃあ、また明日!



☆今日の過去記事☆

 

keisolutions.hatenablog.com

 

 

keisolutions.hatenablog.com

 

 

keisolutions.hatenablog.com

 





 

スイミングコーチをしていた頃の話

 
 

 
こんにちは。寒いと出不精になる貫洞です。ぶっちゃけ冬は冬眠したいです。ムーミンだって冬眠するんだぜ?
 
 
 
駅の自動販売機に、あたたかい飲み物が増えた気がします。お茶とコーヒーのあたたかいのが目に入るようになりました。


冬に自販機を見ると必ず思い出す歌があります。
 
サビに行く前のBメロ聴いてください。1:08秒のとこの歌詞。

広瀬香美 promise
 
 
 
一部歌詞抜粋。
 
 
コーヒーの 自販機の“あったかい”押すたび
心に灯がともる 


…実はこの曲、わたしのトラウマソングです。





■スイミングコーチの仕事をしていた頃の話

この曲がヒットしていた頃、わたしはある町のスイミングスクールで、スイミングコーチのアルバイトをしていました。夜間の短大行きながらなので、年齢でいうと18とか19の頃です。処女でした。

当時は(今もだけど)みんなと仲良くすることが本当にできなくて、わたしには友達がいませんでした。でも、友達がいないことが恥ずかしくて、他のコーチに「昨日何してたの?」と聞かれたら「友達と買い物行きました!」とか嘘をついていました。本当はどこにも行っていないのに。
 
今ならわかるけど、その会話で大事なのは「友達と遊んだアピールをすること」じゃなくて「あなたは何をしていたの?」って聞き返して会話を楽しむことなんですよね。それに気づけずに、嘘を考えて嘘を言うだけのわたし。そんなわたしから人がどんどん離れていく。
 
 
嘘がばれると逃げるようにアルバイトを辞めて、また次のアルバイト先で新しい嘘をつく…その繰り返し。それしか人との関わり方がわかりませんでした。スイミングコーチも実は3カ所つとめました。2カ所はとても短期間でクビになってしまったのです。やっと見つけた3カ所目のスクールで、わたしは3回目の嘘をついていました。



スイミングコーチの人たちは全体的に若くて仲良しでした。グループの中で恋をしたりする、仲間みたいな感じ。当時のわたしは強く彼らに憧れました。仲間に入りたかった。一緒に笑ったり転がったり、してみたかったのです。


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わたしは流行りのテレビも観ていなくて(夜学だったから夜のテレビは観られない)、下ネタにもうまく反応できなくて、最初は優しかった人がどんどん冷たくなっていきました。お昼ご飯の時間がものすごく怖かった。誰かと一緒になっても、話せない状況が怖かったのです。初めて会う人は、義理でお話をしてくれるので、初めて会う人が休憩室にいると嬉しかった。何度も会っている女性社員は、ただ怖かった。(当時わたしは、何人かで談笑、というのがほとんどできませんでした。何人かいても、一人の人とだけ話す、マンツーマンが基本でした)


それでも経験者だったため、夏休みの短期スクールなどはわたしがメインで担当するクラスも持たせてもらえました。子どもにどんな風に声をかけるか、どんな風に指導するか、わたしなりに真剣に仕事に向き合っていました。水の中にいる時間は、自由でした。


しばらくたって、わたしと同じ年のアルバイトが新しく入ってきました。わたしよりも後に入った彼女は、すぐに女性社員に可愛いがられました。二人の会話を聞きながら食べるお昼ご飯は、みじめでした。その女の子はフリーターで、当初はわたしに対してとても丁寧に接してきたのに、女性社員がわたしと話さない空気を感じたのか、彼女もわたしを馬鹿にし、女性社員にばかり媚を売っていました。彼女は、そこの仲間に入ったようでした。
 
 
 
彼女は男のコーチとも自然に話していました。わたしは男のコーチとは、ほとんど話せませんでした。目を合わせるのもきつかったです。変な話ですが、男に免疫がなさすぎて、目が合っただけで好きになってしまうレベルで飢えていたのです。
 
 
男のコーチが上半身裸(水着だから当たり前なんだけど)で休憩室に入ってくるたびに、内心は話したいと思っているのに世間話すらうまくできない、地獄のような休憩の時間を過ごしました。人ってめんどくさい、ものを言わない性器だけが目の前にあればどんなに良いだろうと苦しみました。
 
わたしの妄想は、男の人と会話をしなくて済む、レ⚪︎プや林間(あえて誤変換)などの限られたシチュエーションに固まっていきました。変態です。孤独が、人を限定された嗜好へと導くことを知りました。
 
 
飲み会をやるから来なよ、と誘われたことがありました。ホワイトボードに名前がたくさん書いてあります。女性社員や、わたしより後に入った女の子の名前もありました。女性社員が
 
「来る?」
 
と聞いてきたので、わたしは怖くなって、
 
「はい、行きます」
 
と答えました。じゃあ当日着いたらここに電話して、と携帯電話らしい番号が書かれたメモを渡されました。
 
わたしは毎日、毎晩悩みました。飲み会に行けば仲良くなれるだろうか?   楽しいだろうか?   話せるだろうか?   どういう場所に行くのだろうか?   どんな風に座るのだろうか?   
 
 
結局、当日の、しかも飲み会が始まっているであろう時間まで悩み、電話ボックスから電話をしました。もしもーーし!   と元気のいい女の人の声。女性社員はとても機嫌が良いようでした。賑やかな声が受話器ごしに聞こえます。黄緑色の、ツンとつばのにおいがする公衆電話でわたしは「今日、行けなくなりました、あの、学校が遅くて、それで…」と早口で言いましたが、女性社員は「わかったー」と言って機嫌よく電話を切ってくれました。わたしは、約束を破りました。全身の力が抜けました。
 
 
 
 
この職場において、多分わたしより、女性社員や男性コーチ達の方がきつかったと思います。仕事場にどう扱っていいのかわからないキャラがいると邪魔なんですよね。なんていうか、気持ち悪いというか、落としどころがないんですよ。
 
 
嫌な奴でも無愛想でもいいから、貫洞さんはこういう人!   みたいにキャラが無いとダメ。
 
 
 
結局、誰にも挨拶をすることなく、一度も飲み会に参加することなく「学業に専念するため」という理由でここを退職しました。もう、わたしがメインで担当するクラスも無かったので、誰も困らないようでした。
 
 
 
 
今でも、塩素のにおいを嗅いだり、広瀬香美のpromise を聴くと、あの頃の記憶が蘇ってきます。温水プールのあたたかい床、コーチは二枚重ねで水着を着ること(なぜ二枚重ねしていたのかは未だに謎)、行けなかった飲み会。持て余すくらいの性欲。続かないアルバイト。
 
 



 
その後。
 

苦しみながらも「スイミングインストラクターをやっていた」というきれいな事実は、わたしの武器になりました。この経歴のおかげで、低学歴のわたしは様々な面接を突破できました。
 
学童保育のアルバイト、サマーキャンプの引率、元気さが求められる高時給のキャンペーン、青年海外協力隊、すべて「スイミングインストラクター」の経歴によって面接を突破したと実感しています。体も丈夫で人にものを教えるのが好きな人って、好感度が高いんですよね。タイミングよくランニングを始めていたので、程よく筋肉のついた体型も説得力を高めてくれました。


結論だけを言うと、スイミングコーチの仕事をやって本当に良かったと思っています。




今はこんなの着て、市民プールでたまに泳いでますー。
 

 


今更ですが、今日から3日間、自分で決めた「ネタ」をもとに更新してます。ネタに縛られすぎずに自由に書きたいなあと思ってます。

 

keisolutions.hatenablog.com

 



やっぱり「お題」に沿って書くと魔物と目が合いやすい気がする。ライフハック記事を目指して書いたんだけど、全然ライフハックにならない。「自販機の飲み物の入れ替え時期は10月から11月で気温が~」とか膨らませようとしたのに、なんか変な感じになった。(処女でした、のくだりで何かがふっきれた感はあった)



それじゃあ、また明日!



☆質問に答えるコーナー☆

最近ブコメで質問をいただくことがあるので、思い出したときに答えていきます。


Q.まだ新人は見つからないの?
A.見つかりません。。どなたかお仕事を探している方はぜひ。


Q.(虫の写真があるけど)美味しそう…とか思ってませんよね?
A.残念ながら、生の虫は美味しそうとは思えません。揚げた虫が食べたいです。 
 

ブログ毎日更新の裏側〜ネタ出しから記事にするまでのプロセスすべて見せます〜

 
 
 
こんにちは。ブログ大好き貫洞です。
 
 
先日、ブログを読んでくれている身近な人に「かんどーさんは書いていて気持ち良さそうだ」と言われました。はい、毎日気持ちいいです←


そこで今日は、わたしが毎日書き続けられているコツを再度まとめます。ネタをメモする時の工夫(ネタメモのスクリーンショットも公開)、ネタから記事へのふくらませ方など。
 
 

まずはこちらの記事。ストック作りと予約投稿を使いこなせ!  という話です。
この記事でネタをメモ→記事にする→ストック→選んで予約投稿、の流れはお伝えしましたが、もう少し詳しく書いてみようと思います。どうあがいても、ネタが枯渇してるときは書けなくなってしまうものですし、少しでも参考になればと思います。





◼︎ストック作りについて捕捉
 
上記の記事に書いたとおり、わたしのブログの下書きフォルダには「タイトルだけ」「ネタだけ」ちょこっとメモしたものがたくさんあります。
 
多分この「ネタだけストック」と「ストックを記事にする」が気持ちよく繰り返せれば、問題なく毎日更新できると思うのです。移動中の電車の中などは主にネタ出し、また、何か思いついたらすぐにメモしておいて、後でまとめてネタとしてストックします。
 
 
参考までに、わたしの「下書きフォルダの一部」をお見せします。

タイトルだけ書いてあるものと、少し記事にできそうな文章まで作ってあるのが見えます。くだらねーネタばっかりだな! と鼻で笑われるかもしれませんが、わたしにとっては大切なネタ帳です。最初はスマホのメモ帳アプリを使っていましたが、コピペするのが面倒になったので、最近は直ではてなアプリ起動してタイトルだけちょろっと書いて下書き保存しています。
 
 
こんな感じです。



 

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とりあえずここまで。15個の、まだブログにしていない「ネタメモ」です。
 
どうしても公開しづらいネタだけモザイクです、すみません。下書きフォルダのネタは、数えたらなんと、ちょうど100個ありました! わたしみたいな雑記ブログを書く人間にとってはネタは100個ストックしてあるくらいでちょうどいい感じがします。接客業のことを毎日更新したいけど、たぶんそれは無理だと思います。





■リアルタイムでネタ出ししてみる

試しに今、リアルタイムでネタ出ししてみますね。単品ネタは使いにくいので、ネタに自分の内面から出た言葉を足して「1ネタ」とカウントします。ガチでこの瞬間考えてます。行きますよ!
 

1ネタ目
・自販機にあったかい飲み物が増えた
・広瀬香美のプロミスっていう歌に、コーヒーの自販機のあったかい押すたびっていう歌詞があった
・当時わたしはスイミングスクールで働いていた
・塩素のにおいと仲間はずれ

2ネタ目
・初対面の印象がイマイチな人と仲良くなれるとなんか嬉しい
・初対面でフレンドリーにし過ぎないのは、むしろ策略として有効?
・だんだん親しくなっていく過程は単純接触の効果もあって嬉しい
・仲良くなれたときに、あまり話さなかった頃のことを話すのは楽しい

3ネタ目
・地球の歩き方を読んでると旅がしたくなる
・旅をするためのお役立ちノウハウ
・リュックひとつで旅が出来るLCC向け小荷物旅
・LCCの追加手荷物は超高い
・常備薬のつもりでも国によって持ち込めない薬がある。医師に相談して代替の薬をもらう
・危なそうな薬は診断書をもらっておく
 
 
3つ出せました!   さっそくこれも下書きに追加しましょうそうしましょう。
 

今日から3日間、上記のネタで更新してみますね! 





■ネタを記事にする!

さて、この状態でネタをストックしておいて、「今日は書けないなあ」という時にネタ帳を眺めながら、どれかひとつ選んで記事にします。タイトルを見てぱっと他のことと結び付けたり、時事ネタと結び付けたり、あるいは自分の過去にあった出来事と結び付けたりします。(わたしは自分の過去にあったことと結び付けることが多いです。きつい時期があったから、書いて浄化したい気持ちがある)

あるいは、何か書きたいテーマがあるときに、引用できるエピソードが無いか、ネタ帳を見て探します。何かを伝えたいときには、エピソードを盛り込んで盛り上げた方がより記事が面白くなります。
 
 
ネタ帳のネタは、そうやって引用エピソードにも使えるし、ブログの挨拶文だけで使ってもいい。そこからはその日のアドリブで「今日こんな人とすれ違ったんです」と全然ネタと違う話を書き始めてもいい。何も思いつかなければ、ネタ帳の内容に沿って展開して、予定調和の着地もたまには悪くない。
 


 


◼︎実験します!
 
せっかくなので、今日序盤で出したこの3つのネタ。向こう3日間はさっき出した3つのネタを使って記事を書きます。
 
思い付きで自分で言い出しておいてアレだけど、けっこう難しい。。(←
 
 
 
 
◼︎まとめ
 
これを続けていると、はてなの「今週のお題」記事がすらすら書けるようになります。何せ、もうネタがある状態から始められるのです! 
 
今週のお題」で毎週1記事書けたら、週に1記事は書けたも同然です。あと6記事書けばいい。そしてネタ出し→肉付け→記事化できれば、あとは時間との戦いです。(わたしはお題記事を書くと魔物と目が合うのでしばらく書かないです)
 
 
※画像貼ろうと思って「目が合う フリー」で検索したらガチやばい画像ばっかりで心臓止まりそうです。。「驚く人 フリー」に切り替えて再度検索しますが、もうメンタルがやばいです。。いろいろ吸い取られてだめな感じ。。「目が合う フリー」で検索しては、絶対にだめですよ。



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ネタが…無いっ!!

 
それでは、実験的に向こう3日間は上記のネタを記事化してみます。LCCの記事はいろいろ調べたり荷物の写真撮らなきゃ伝わらなさそう。これが山場っぽい。
 

 
 
 
では、向こう3日間のネタが完全に割れている状態での更新、個人的にすごく楽しみですw   なんかドMっぽくていいですよね←
 
理想としては、ネタありきで書いた記事だと思われないように自然に書くことです。


ちな、以前自己紹介で書きましたが、わたしはMじゃなくて痴女クラスタです。 
果てしなくどうでもいいですね(汗)
 
 
 
 
明日のブログ更新できるかドキドキ…更新が無かったり、全然別の記事が更新されていたら、察してください…。「あっ(察し)」ですね。
 
 
 
それじゃあ、また明日!
 
 
 
 
 

わたしがエステ依存、ダイエット依存から抜け出した方法

 




こんにちは。仕事は接客業、趣味はランニングと読書の貫洞です。


以前書いたこちらの記事↓↓↓

keisolutions.hatenablog.com

 
ここに「見た目に対する依存からどうやって抜け出したのか?」という質問を書いてくださった方がいたので、今日はそれについて少しお話します。


さらっと書くけど深いですよ!←宣告


その前に会社の求人を貼らせてください。周りで「ブラックじゃない会社で働きたい」という方がいたらぜひ、うちの会社おすすめしてみてください。


☆急募! 携帯ショップにおける接客業及びコールセンター☆

勝田台コールセンターでのオペレーター【2名急募】 | ケイ・ソリューションズ株式会社

首都圏 | ケイ・ソリューションズ株式会社





ここから本文



20代前半、わたしはずっと60キロ近いからだを抱えて、へこまない腹肉をむんずとつかんで、気持ちはへこみっぱなしでした。

親から受けた教育とわたしの本質がうまく合わず、「言われたことにはとりあえずうなずくが、心で反抗する」「結局女は見た目が整っている、やせている人が強い立場に立つ」「誰も本当のことを言わない」という超ネガティブな思考にもとづいて日々を生きていました。

わたしが巨体だったのは、10代後半でケーキ屋のバイトをしていたことが原因だと思っています。毎日ケーキ見てると、食べたくなっちゃうんですよ。あと、味見と称してもらったものを「つい」食べてしまう。その「つい」が重なって、食欲を上手に我慢できなくなってしまったのです。


その後、とにかく「食べ物を見なくて済む仕事」「食べなくてすむ時間帯」に仕事をすることを第一に考えて職探しをしていました。普通に考えたらおかしいですよね? 食べなくて済む職場を探すなんて。

そのうち、「会食恐怖症」を併発したり、言いたくないけど摂食障害の状態も経験しました。それらを根本的に治す方法があるのは知っていたけど、向き合いたくなくて対処療法に徹していました。具体的には「エステに行く」「化粧をがんばる」などです。これらの作業を重ねて、20代のわたしの心は感情が正しく機能せず、めちゃくちゃな食生活で作った体に壊れたままの心を詰め込んで毎日どこかへ行っていました。



わたしがダイエット依存から抜け出せたきっかけは、実は、ランニングです。


麻薬的な刺激が好きなわたしは、「脳内 麻薬物質」のようなワードでいろいろ検索しました。とにかく夢中にさせてくれるものがほしかったし、それが得られる場所に行きたかったのです。

ジム・ホットヨガ・エアロビクス・ダンス・瞑想…

どれもいまいちハマれませんでした。エアロビクスが一番ハマったけど、自分の実力とクラスをうまく一致させないと脳内麻薬が出ない。中級かつ長過ぎない時間のクラス、振り付けが合うインストラクターのクラスでないと「イカない」のです。


イクためにエアロビクスやってたのか! と言われるとこっぱずかしいですが、まあ事実です。


それで、もうちょっと手軽かつ一人でいつでもできるものを模索した結果、ランナーズハイを体験したく、ランニングに手を出しました。エアロビクスで心肺機能を高めていたおかげで、足さえ作ってしまえば、10kmを走れるようになりました。そして、10km走れるようになった頃から、何回かに一度の割合でランナーズハイの感覚を得られるようになったのです。

全能感、多幸感、未来への希望、好きなものだけが脳内をかけめぐるあの感じ。走るようになって、体調も一人暮らしの家も、どんどん整って行きました。仕事で遅くなっても、22時までに帰宅できた日は走りに出ました。走ることは、幸せになれること。安っぽい言葉かもしれませんが、走っていると幸せになれる、これは本当なんですよ。


走るようになって、体はどんどん変わっていきました。体重は51kgをキープ。少し筋肉質でガッシリしているけど、9号の服がきれいに着られる体型です。長谷川理恵さんのシルエットに近い感じ。



この「自己イメージ」が「走る自分」に変わった瞬間が、エステやダイエット依存から抜け出した瞬間でした。

長く続けてしまった悪しき習慣はそう簡単に自分の中から抜けません。何かと理由をつけて、また以前の依存ループへと引き戻そうとします。だけど、もうその道へ戻る暇がないくらいに、ランニングにはまりこんでいたから、戻らずに済んだのです。

迷ってる暇があるなら走る! 無駄なこと考える時間があったら走りながら考える! せっかくだからとマラソン大会にもたまに挑戦する。好循環がどんどん回りました。走るのが好きな人は元々心身ともに健康で…という印象があるかもしれませんが、わたしはこんな理由で走り始めたんです。



走る習慣が完全に身についた後、今度は「走らないと太ってしまう」という恐怖にかられたこともありました。だけど、幸か不幸か、起業後のストレスで胃を壊し、とても小食になりました。まさかわたしが小食になるなんて、ダイエット病だった頃は考えられなかったです。でもこれが更なる転機を呼びました。


「無理に走らなくていい」


太りにくくなった体と、小食な自分。この状況は、わたしを別の欲求へと導いてくれました。ずっとあきらめていた「文章を書くこと」への欲求。

無理に毎日走りに行かなくなった分、空き時間を使ってわたしは書くことを始めました。毎日のブログ更新と、小説を書くという趣味。これらの時間が今のわたしの楽しみです。気晴らしに走ってくることはもちろんありますが、強迫観念で走りに行くことはなくなりました。


季節を感じられる程度に、健康を保てる程度に走るのが、今は心地よいのです。



先日撮ったコスモスの写真で今日はお別れです。



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うちの近くは、そろそろコスモス終わりです。これから見られる地域の方は楽しんでください。


…すごいこと発見しちゃいました。




コスモスの花の真ん中に、結構な確率で「小さなケムシ」がいること。(グロくないようにピンボケで撮りました)

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この日はたくさんの虫を見つけました。バッタや蝶やケムシ、芋虫などです。色とりどりの虫たちに会えて幸せでした。


それじゃあ、また明日!



☆今日の過去記事☆

 

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